溜息の沼

愚考

トランスフォーマー ロストエイジ 感想・ネタバレ

さてさて、やっと行ってまいりました。
放映から一週間も経っているので適当に感想です。


なんというか、いつも通りのトランスフォーマーなんですよねぇ、、、。
いまさら何が変わるわけでもなしに。
言いたいことはありますよ?もちろん言います。

が、このシリーズの重要な要素として「ライト層が見に来る」というのがあるとおもうわけですよ。
もちろん、トランスフォーマー作品が好きな人、ただ映画が好きだから見る人もいるわけです。
しかし、そんな人間は極少数です。ならば、「トランスフォーマーシリーズな最新作なら見てみよう」とかんがえる層にむけて作られるのはまっとうな理由なわけです。
だからこそ「なんだか物足りない」と感じる方も多いと思います。

3時間ちかく上映時間があるのにも関わらずこの内容の薄さには中々がっかりしたのが本音です。
3時間もやったのに消化不良をおこす始末です。
例を出しましょう(ネタバレはいります)



・イェーガーの妻とはなんだったのか?
作中には出てきませんが、主人公の思いの中には彼女がいるはず。しかし、なぜいないのか?そして、あれだけ「俺の土地だ!」と息をまいていたのにその設定をとっとと忘れるとことか、もうね、、、。
さっさと戦いの中に巻き込まれればいいのに、前半はダラダラ家族の環境を見せられるこっちの身にもなってくれ。家族の絆を描くにしては作品選びも時間配分もストレスマッハです。


なかには「中国アピがうざい」なんて感想もあるそうです。まぁね、たしかに推しすぎ感はあります。この部分を削れば20分は短縮できたのでは?とおもうほどに。
ですが、スポンサーというバックアップがいる以上、クライアントの要望には応えなければいけないのが社会です。そんな仕方ないことをやいのやいの言わなくてもよろしい。
(そのうちディレクターズカットやるだろうから、それが一番おもしろいかも、なんて、、、)

さて、今回のメイン敵はロックダウンということでよろしいのでしょうか?それともCIA?
それとも、、、、次回作での活躍を期待されるガルヴァトロン(生まれ変わったメガトロン)?

見た方ならお察しいただけたでしょう。そうです、今回はラストに向けての前座(準備)作品だということを!
単行本にもたまにあるでしょう?作中の大きな事件の前の下準備回が、、、。
あれをじっくりダラダラやったのが今作。だから僕も見ていてダメージはなかったよ(血涙

あとは適当にネタバレします(はなほじ


頭だけになったメガトロン。これをもとに人工のトランスフォーマーが制作されたけどメガトロンが逆ハッキングして新生したよ(どーん

ダイナボット(恐竜型のトランスフォーマー)は創世神の手先・ロックダウンに捕まってたのをオプティマスが開放して説得(腕力によりその場限りの仲間になったとさ。(エンディングでどこかへ帰っていく彼らはなんとなくシュール、、、)

人類とオプティマスによってロックダウンは倒されました。






、、、たったこれだけの内容に3時間もかけられたんだ、そりゃキレるやつもでてくるわい。




ただ戦闘シーンを見るだけの美麗映画な今作。なんか、劇場で見たときのアバターを思い出した
(映画館で見たからよかったのかなぁ)と


見て得も損もしない普通の面白さの映画でございます。


それでは