溜息の沼

愚考

グランド・イリュージョン2 ネタバレ

始まりましたnow you see me 2。
無印がとっても好きで、この続編はとても楽しみでした。
本作の凄いところは「構成」と「演出」だと思います。一つ一つのマジックや動きに意味があり、それがのちになって一気にフィナーレへ続いていく。本当に考えぬかれた脚本構成だと思います。
そしてそれぞれがマジックというエンタメを忘れることなく、見ているこちらを楽しませてくれる。
マジックを題材にした映画って僕はあんまり知らなくて、覚えているのもヒュージャックマンのあれくらいです。
でも今作を見ていると「もっとマジックが見たい」「騙され続けたい」と思えるんですよ、こんなマジック映画他にありますか?

さて、今作の敵はダニエル・ラドクリフです。ハリーポッターでスターへと上り詰めた彼ですね。
ハリーポッター以降、久しぶりに見たという方も多いと思います。
まぁ他作品でも主演してたんですけどね、ホモ映画で。

ダニエル・ラドクリフが!!!ホモ役で!!!

あれはなかったことしましょう、僕も騙されました。彼が好きだからといって見るもんじゃない。


もう一人、前作から引き続きジェシー・アイゼンバーグが続投です。
彼もものすごく好きでして。ソーシャルネットワークなんてのは名作中の名作ですよ。
でも彼を知った映画は「イカとクジラ」でした、あの可哀想な長男役には僕も憂を覚えました。もうこのから演技派みたいなとこはあった、、、?



さて、ネタバレでーす。

前回の事件から姿を消していた4H。秘密結社アイからの指令もなく、でも何かしたい彼ら。
前作のヒロイン、ヘンリーも今回はいません。そこで新たなメンバー・ルーラを迎えオクタ社の企みを暴露しとうとします。
計画も順調に進み、オクタ社が「顧客情報を闇市に売る」という暴露をする寸前でシょーは何者かにジャックされてしまいます。
で、なんとか逃げ切ろうとするも、気づけばマカオに。敵の催眠でマカオまで眠らされ捕まっちまいました。

さて、マカオで待っていたのは裏社会から世界を動かそうと企むウォルターという人物。そしてマッキニーの弟。
彼はオクタ社の社長を目の敵にしていて、それを出し抜きたいと考えています。
そこで、「どんな情報も抜き出すチップ」を盗んでこいと彼らに命令します。
ダニエルたちも死にたくないので、渋々ひき受けました。

4人はなんとかチップを盗みますが、ウォルターにただ渡すのも癪。そこでダニエルはアイに連絡をとり、これを渡すと言います。


一方ディランはというと、4Hとのつながりがバレ、逃亡していました。
そこへ刑務所にいるサディアスから連絡が。自分を牢から出せ、とのことです。
親の仇を捕まえたのに、また出すのは癪ですが、4人のためディランはサディアスと共にマカオへ。

しかしマカオへ着くと彼は雲隠れしてしまいました。
ですがダニエルと再会できたディランは、ここでチップの存在を知ります。
ウォルターはチップを取りに来ましたが、ディランが機転を利かせてダニエルを逃がします。
ディランは抵抗しますが、まもなく捕まってしまいました。
すると、彼の前にはアーサーが。
なんとウォルターの親父だったんですねー。
これは復讐だと告げると、ディランを海に沈めてしまいます。

が、なんとか脱出したディラン。ダニエルたちに抱えられ、戦いを決意します。


さて、彼らはネットで「ロンドンででかいことをやる」と宣言しました。
チップにより悪事をバラされることを恐れたウォルター、4Hとディランを追うFBIが大晦日のロンドンに向かいました。

とびきりの規模とトリックで、観客とウォルター、FBIを騙しぬいた4H。ウォルターたちは捕まり、FBIからも逃げおおせました。

さて後日、アイのメンバーと合流した4H。
そこにはサディアスの姿が。
彼曰く、ディランの自分に対する復讐は検討違いで、彼とはパートナーで、今回の一件も彼が大きな働きをしていたことがわかりました。
さて、彼らが次に悪事を暴くのは、、、、


ってな感じでした。トリックの内容や場面は端折っていただきました。むしろそこを見に行って欲しいので。

豪華なキャストと華麗なマジック、ぜひ前作と合わせて見ていただけたらと思います。マジで最高ですので。

夏に見るべき映画はもうないかなー。