溜息の沼

愚考

シン・ゴジラ 考察

はい、少し遅れての参戦です。
本当に素晴らしいシン・ゴジラ。今回は感想ではなく考察を中心につらつらと、、。


さて、エヴァンゲリオンでお馴染みの庵野秀明監督作品です。
今作は「アンチテーゼ」がテーマなのではないでしょうか?

まず「シン」について。
これはエヴァンゲリオンの「最後のシ者」に通づるものがあると思います。
「死者」であり「使者」であったカヲル君のことです。
では今作の「シン」は何でしょうか?

それは「真」であり「新」であり「神」なのですよ。

前回、アメリカ版ゴジラがリブ−トされました。渡辺謙のやつです。
あれを見て「こんなのゴジラじゃねぇ!!」ってなったんでしょうか?そして「これが本物や!」と言えるものを作った。だから「真」なのです。


次。僕はゴジラ・ミレニアム世代なので詳しいことはわかりかねますが、今作は初代のリスペクトを多分に含んだものだというには理解できました。そんな懐古主義でありながら、vfxや兵器、背景などは常に新しいもので作られています。リアリティな破壊は特撮のまま、しかし違和感なくCGと合わせる技術、、
これこそ「新」たるものでしょう。

次。「神」ですね。
これは言わずもがな、地球の生物の頂点に立ち、かつ1個体として成立する。
ゴジラは神そのものってとこです。
まぁそんな神たるものを生み出してしまう要因を作った人間ってどうなん?って話なんですが。
ここら辺の神云々はアメリカ版ゴジラに似るところがあるでしょう。まぁgodzillaですから、godですから。

今作は日本のあらゆる力が集結しています。それは作品内だけではなく、現実でも、、です。
あらゆる企業や関係各所の手伝い、参考があり、初めて成り立っていると感じました。
スタッフロールであんなに企業の名前は見た事ないです。
作品内では、日本が日本のために死力を尽くしました。
「日本はまだまだやれる!」とも取れるメッセージだったと思います。米国からの圧力に屈せず、我を通す姿勢。これが今の日本に足りないものだと言わんばかりのアンチと僕は受け止めます。

そんな日本らしさを考えると、ゴジラのアクターに野村萬斎ってのも少し洒落てますね。


庵野秀明監督の引き出しを存分に楽しめる映画でした。過去の代表作へのリスペクトを忘れない姿勢は、どこか荒木飛呂彦先生の意見に通じるものを感じました。もちろんそれは今作だけでなく、エヴァ3,0でも見て取れました。(BGMなんか特にね!)


最後のシーンは深くは考えてません。あれはファンサービスに近いものと考えています。
あえてこじ付けるなら、G細胞は万能で、自分の手足となる尖兵を生んだと読むのが妥当でしょう。
その形の最適解は人型であるというのは、自分を苦しめた敵(人類)を模すのも理解できます。

このG細胞云々はエヴァVSゴジラでやってくれりゃー満足です。
今回はあくまでも「絶望を前に足掻く人間たち」がメインですから。

映画とかに感情が乗りやすい人は、このアツさにきっと泣くでしょう。僕は泣いた。男泣きした。
お涙頂戴なんかではなく、心のそこから震える気持ち。男とか女とか関係なく、この熱を感じて欲しい。

本当にいい映画でした!!!!!終わり!!!!!

デッドプール ネタバレ

待ちに待ったデッドプール公開日です。早速見てきたのでここに書きます。

さて、ぶっちゃけるとそこまで期待していたほどではなかった、、、。よくもわるくもファン映画だったかと思います。
今作では「なぜデッドプールが生まれたのか?」ということのみに焦点を当てられていまして、踏み込んだ内容にはなっていないんですねー。よくある復讐劇。
新たにファンを取り込むための作品だと思えば、まぁ納得。
だけどなー、アベンジャーズ2やシビルウォーの後に公開となると、やはり見劣りしてしまいますね。しかも元のx-menが過去3部作の真っ最中ということもあり「どう繋げたいんだ?」って感じ。
皆が皆、マーベルに精通してると思うなよ、、、?
ただのスピンオフだったとしてももう少し欲しい!!




さて、デッドプールがまだ人間の頃、恋に落ちて結婚します。しかし末期がんが判明し、デップーは弱った心につけ入れられ人体実験施設に捕まるんですねー。

で、超再生を手に入れて黒幕のフランシスに復讐だーうおーー。

で、倒して女ともよりを戻して終わりです。

内容なんてのはこんなもんで十分でしょ。



デップーの送られた人体実験施設なんですが、ウルヴァリン0の時と全然変わらなくて凄く懐かしかった。
、、、まぁウルヴァリン0と今作は絶対に同じ世界線ではないんですがね。
今作は時代的にはx−men3の後なんですかね?またはF&P前半の前とか?わからん、、、。

一応x-men系列なんでそこだけは理解してないと初見さんビビりそう。

後、不死の理由がありますがそこんところは他作品の敵が関わってたりするので、、、さすがに今作だけじゃ尺が足りねぇ!
wikiでも見ておさらいだ!!
(フィーリングファクターって超回復と不死でしたっけ?不死性はまた別だろう?ワカンねぇ)

演出とかストーリーの見せ方とか、マーベル作品の中でもいろいろと挑戦した方だなと思います。一味違うって意味では見てみるといいかもですね。
ただミーハー向けなのは間違いないので物足りないかもですね、責任は取りません。

もうこの作品に言いたいことはないので終わり。


あーーヴァネッサとDJスタンリー好きすぎる。

ズートピア 考察

お久しぶりです。

約半年ぶりに書きます。
スターウォーズ以降、映画はなかなか見に行けませんでした。
まぁ見てはいたんですが、どれもここに書くほどの内容ではなかったのが現状です。てゆうか公開すぐに書かなきゃ意味ねぇ!ぐらいの気概です。
サイェ、じゃあなんで今更ズートピアについてなんて書くんだ?って話ですが、、、なかなか興味深い内容だったわけですよ。

もうネタバレブログはどこにでも出てるだろう!ということで内容については皆さんで勝手にググってください。僕は僕で「こう見えた」ってのを書きなぐります。




さて、「見た」というのを前提でお話します。
皆さんの目にはこの映画がどう映ったでしょうか?
僕には「ひどく歪んだ世界」に見えました。
というのも、肉食動物と草食動物が同じ環境で過ごしているからです。
特に、主人公の兎と狐の関係です。彼らは決して結ばれることはありません。なぜなら異種だから。
ディズニーキャラを見てみましょう。ネズミはネズミと、アヒルはアヒルと結ばれているのです。

では兎と狐の関係は何なのでしょう?まぁ突き詰めても「最高の友達」でしょう。
しかし、男女間の友情は存在するのでしょうか?僕はそうは思いません。
彼らの関係はひどく不安定で、いつか節目を迎えるでしょう。その時は来るのに、、、なぜ彼らはハッピーなんでしょう?

次に、あの世界です。
「肉食動物がいつか、草食動物に牙をむく」という発言が驚きを招いていました。しかしこれは普通のことでしょう。
しかも、「これが動物の本来の姿」としてヌーディストが取り上げられています。
ここでもこのヌーディストは異端として兎の眼に映ってました。
でも、君の隣にいるのは捕食者やで?それはどうなの?
肉食動物と共に行動するのに、裸はダメなんですか?
本能で行動するヌーディストたちが、いつか元の「捕食するものと捕食されるもの」の関係に戻る可能性は高いと思います。だって服を着るように進化したのに、戻っているんだから。


さて、ズートピアという都市はとても面白い構造をしています。
この都市はフォレスト、サハラ、ツンドラ、サバンナで構成されています。暑さから寒さまで、日本の北から南まで凝縮したような感じですね。
草食動物7割、肉食動物3割が過ごすこの都市。しかし市長はライオンで、かつ傲慢です。
なぜ市長になれたんでしょうか?本当に「副市長が羊だから草食動物票を得られた」だけ?

簡単に怯える草食動物を脅すことも可能でしょう。現にライオンは羊を虐げていたわけですからね。


どうでしょう?なんか歪んでいませんか?
何よりも「狐は信用できない」なんてのが当たり前のようにまかり通る世界ですからね。偏見と「喰われるわけがない」という思想。彼らは何を信じて生きているのでしょうか?
残念ながら宗教などについての描写は見受けられなかったので何とも言えませんが。



話を変えまして、「進化した動物社会」を描いた漫画があります。
ヤスミーン、全3巻です。
ちょいとエグい描写がありますが、動物らしさを残したままの動物社会が見れるので、気になった方はどうぞ調べてみてください。


最後になりますが、なんだかんだ言いつつ実は結構好きです。話もよくできており「まさかこんな結末とは!」なんて裏切りもありません。安心して見られるってことですよ!
モナーなら尚更ってことでここはひとつ。

ではでは今回はここら辺で。



次に更新するのは多分デッドプールかな笑

スターウォーズ フォースの覚醒  感想ネタバレ

皆さんお待ちかねでしたスターウォーズ新作でございます。
エピソード7にあたる今作ですが、さすがといえばさすが。こんなもんといえばこんなもん。良くも悪くも「初見お断り」感がすごい。
まぁ皆1~6は見たよね?って感じでした。そもそも見てないやつは来ねーわ。

やはり続き物らしくしっかり観ないととりのこされそうになる。テンポがサクサク進むので集中しましたよさすがに。人も多いし大変だ。

そして僕はグッズには目もくれないクズファンでした。すまぬ、、、すまぬ、、、。


ネタバレの前に一つお話し。


公開前に話題になりました「ワンピースからのエール」です。
これはワンピースが「スターウォーズ応援してます!」とかいうものではございません、安心してください。
新作公開が決まったのでその予告をスターウォーズにあててきただけなんです。なので普通に予告を楽しんでください怒らないで。
エールという表現がまずかったね。
ちなみにスターウォーズが速攻本編はいったので予告とかありませんでした。なので予告は見れていません。これはこれで残念。


他にも死にそうな方が願い出て先に7を見れたりした、なんてこともあったみたいです。ファンボーイズかな?まんまだね!




さてさてネタバレいたしましょう。見る予定のない方はこれで見た気になってね。








6後、ルークは姿を消します。
それを探すため最高指導者[大ボス]はファーストオーダーに捜索を命令します。
こちらはシス、帝国につづく組織ですね。

レイアは最高のパイロット、ポーと相棒BBに、ルークの居場所を探す秘密任務を与えました。
なんとかルークの居場所を記した地図を見つけるポーですがそこにファーストオーダーが。
ポーはBBに地図をたくし戦いますがあえなくファーストオーダーのレンに拘束されます。(PVの黒いやつだよ!)

その戦場でストームトルーパーが一人。彼は戦いに怖気づき逃げ出したいと思い出します。
そこで彼はポーを助け出し、共に逃亡します。


さて、BBはといいますと、逃げた先でレイという女性に助けられます。
彼女はある人をこの惑星でずっと待ち続けていたわけですが、、、誰かな?


ポーと元トルーパー、フィンはBBの回収に再びこの星へ。
しかし追撃により墜落、助かったフィンですがポーの姿はなく、、、。

たどり着いた集落でフィンはBBとレイに出会います。フィンはポーの話をして革命軍だと嘘をつき再度ファーストオーダーからの逃亡を図ります。しかしそこへファーストオーダーの追撃が、、、。


なんとか逃げ出そうと乗り込んだのはミレニアムファルコン!レイの知識と技術もあり追っ手を倒します。
しかし逃げた先である船に拘束、、、災難続きやな。

乗り込んできたのは、、、ハンソロとチューバッカでした。なかなか年取ったなぁ、、、。

船を追い出されそうになるも、ルーク絡みとあってハンも承諾。しかしまたもや御来客。今度はハンの敵です。
ハンもこの数年で恨み買いまくってまして、それが原因でした。

色々あって無事ファルコンで逃亡。(モンスターが暴れまわったりチューバッカが活躍したり、、、)


レイたちはBBを革命軍に送るためハンの旧知の友の星へ。
そこでフィンは自分は革命軍ではないとレイに伝え戦線を離脱しようとしました。
レイも自分の星へ帰りたがります。

そんな時レイは声に導かれて地下へ。なんとそこにはルークが使っていたライトセーバーが!
レイのフォースは覚醒しつつあるわけです。



そこへファーストオーダー再び。
革命軍がそこへ助けに!なんとポーも生きていました。かっけぇ、、、。
しかしレイは戦えずレンに連れ去られてしまいまして。

ポーとの再会を喜ぶフィン。しかし連れ去られたレイのため革命軍に志願します。

革命軍のトップにはレイア姫が!、、、もう姫なんて歳でもねーな。
もちろんC3POも!

ここでレンの正体が明かされます。
彼はハンとレイアの息子でして、かつてはルークの弟子だったんですねー。
しかしレンもまたベイダー卿と同じく暗黒面へ。(今でも光に戻りそうになるけどな!)

革命軍でBBの地図を開くと、それは不完全なものでした。
R2ーD2もスリープモードから起きません。



話を戻しまして、そのころファーストオーダーはといいますと。
共和国にむかって新たな平気で攻撃。まぁ新デススターとでもいいましょうか。
惑星間レーザーやばい、1発射に太陽一つ消費する。やばい。

偵察により革命軍基地も標的に。元トルーパーのフィンのアドバイスでこちらから攻撃を仕掛けます。
レイを助けつつ発射までに兵器を壊すというミッションの開始です。


さて、フィンとハンたちが助けに来る頃、レイはフォースを使い自力で脱出。基地内ウロウロ。
フィンたちと再会するも、まだ兵器の破壊には至りません。
ならば内部からとハン、チューバッカは爆弾担いで中へ。
そこでハンはレンとの再会を果たします。
ハンは戻ってこいと諭すも、レンに一刺しされそのまま奈落へ、、、アデュー。


失意の中フィン、レイは森へ逃亡。
チューバッカは怒りの無双モードで兵器爆破。

兵器の爆破により耐えられなくなった星は崩壊を始めます。

森にきたフィンたちですが、そこにレン登場。
フィンは大怪我で倒れます。そんな中レイのフォースが覚醒し、ライトセーバーも彼女の元へ。
レンとの一騎打ちに勝利したレイですが、決着はつかず引き裂かれた地面によって二人の勝負は預けられます。

チューバッカの操縦するファルコンに乗って革命軍に帰る二人。
レイアはハンの死を知り悲しみへ、、、フィンも意識不明に。
そんな中、突然R2-D2が再起動します。
BBの持つ不完全な地図とR2-D2の地図を合わせ、ルークの居場所も判明。
レイとチューバッカはファルコンに乗り込み、地図を頼りに飛び立ちます。


そしてソその先でルークとレイは出会います、、、、。



続く。




テンポよくて見やすい、空中戦なんかも興奮しました。
ハンが死んでしまったのは残念ですが、、、これも世代の移り変わりみたいで納得。
メタ的に言えばハリソンフォードがもう続投できなさそうだから、まぁ納得。

なによりもレンがかっこいい、なんだそのマスクは俺にくれ!
マスク外した時の素顔には若干残念でしたが、、、何も言うまい。

まだまだ始まったばかりのスターウォーズ、新世代とでもいいましょうか?
楽しみがいっぱいですね!
ちょっと1~6を見返してみようかな?そのうち、、、


ではでは~

メイズランナー2・ダイバージェントNEO・ギャラクシー街道 ネタバレ

今回は一気に3本です。まぁまぁ見なくていい映画がそろってしまったのでどうぞ気にせず読んでね。

シリーズ映画が2本あります。
メイズランナーもダイバージェントも、前作ネタバレありますのでどうぞ先に読んでみてください。


さてさて^^^^





・メイズランナー2
ぶっちゃけこれはメイズランナーではなく、スコッチトライアルズなんですが、、、まぁわかりやすくメイズランナー2にしたんでしょうね。
1は「迷路を攻略する」という斬新さがゲーム感覚ぽくてウケたのだと思っています。しかし、今作は目新しさもなく、、、どちらかというとゾンビ映画でしたとさ。
結局は死にたくない若者のわがまま。よく言えば「若者目線」ではある。

ネタバレ
メイズから脱出した後、そくざに連行されるトーマス達。
そこはスコッチと呼ばれる危険な砂漠でした。
「助けてあげよう」とおっさんに施設で言われますが、施設はWCKDの人体実験施設、この施設の先輩エリスに教えてもらいます。
若者をかくまっているというWCKDの敵、RAのもとに向かうため仲間たちとスコッチへ。
過酷な環境、かつクランク(感染したゾンビ的な)が襲い掛かってきます。新キャラ・ウィンストンがさっさと死にましたが、なんとか砂漠越えします。
そこでホルヘという人物と出会います。彼はRAに会いたい人間なので、トーマスらと共にRAがいるという山を目指します。
度重なるWCKDの追っ手から逃げ、RAと出会うことに。
そこには「トーマスがRAに若者の情報を流して、助けていた」と知る元WCKDの姿も。
しかしここでテレサがWCKDを手引き。なにか考えがあっての裏切り。

またしても捕まりそうになりますが、反撃します。
しかし、ミンホが捕まってしまった、、、助けなきゃ!      で、終わり。

次はコクーンでしたっけ?
1が面白かったので2は正直微妙、、、だから3も期待しない。


・ダイバージェントNEO

NEOとかダサすぎるわ、普通にインサージェントのままにしときや、、、。

さて、「1がクソだったけど、シリーズならしょうがねーや見てやるよ!」な今作。
案の定ぼくはポカーン状態、、、設定か?設定が新しいのか?!よくありそうだぞ?!

最後まで主人公が特別な感じなのでもともと嫌いなんですが、いいや別に。
本作の魅力はなんなのでしょう?映像美とも最新VFXともとれない。これ、続きやるなかな?


街から逃げおおせたトリスたち。
平和たちのとこに身を隠します。
ピーターの裏切りを経て、逃亡。
フォーの母親がリーダーを務める無派閥の元へ。
しかし異端者を許さないジェニーンは、祖先からのメッセージボックスを開けるために異端者を狙います。
トリスたちは無派閥とうまくいかなかったので、別の仲間を増やすため高潔へ。
なんとかリーダーと話があうも、ジェニーンの部下の襲撃にあいます。

潜んでいた勇敢の元仲間に助けられ、解放。改めて無派閥と手を組みます。

しかし、襲撃時に「撃たれると意識が乗っ取られる装置」を打ち込まれていた仲間たち。
トリスが出頭するまでランダムに自殺をさせようと脅してきました。
なのでトリスは単身、ジェニーンのいる博識へ。

そこで5つの実験を終えれば装置は開くとのこと。これがジェニーンの目的なんですねー。しかし実験は異端者のみが行えるのでトリスが必要だったんだとさ。

4つの実験に成功するも、5つ目の実験で失敗。トリス死亡判定。
まぁピーターが仕組んだことなので、最初からこのつもりだったらしい。

逃げる前にどうしても箱を開けたいトリスは実験に成功。。

しかしメッセージとは「外の世界は危ないとか言ったけど多分平気!あ、性格診断で色々分けてたのは人間性を育んでほしかったからやで。あと異端者は絶望じゃなくて希望なんでよろしこ」というもの。

ジェニーンはこれはあかん思いまして、トリス殺しちゃえーと。
そこに勇敢と無派閥が助けに、
ジェニーンも捕まり、世界は解放されたのでした。


結局なにがしたかったんだ君らは。真実なんて知ったところでがっかりだとなぜ分からないジェニーン。そして外が幸せだと本当に思っているのかトリス。
なにが正義ですか?


・ギャラクシー街道

三谷幸喜が好きな僕でも、これはないなと思いました。
話の作り方がうまいとかそんなんじゃなく、単純に面白いのが強みでしょうに!!今回、めっちゃつまらんかったで!!


惑星感の道路、ルート246666にあるハンバーガー店、そこに来た人たちのお話し。
それだけ。
ストーリーとか別段ないので自分で見てください。
豪華キャストが全力で変なことするだけです。二度とこんなものをつくるんじゃねぇ!!!!




急ぎ足でまとめましたが、どうでしょうか?僕がこの3本にどれだけ憤慨したことか、伝わればと思います。10月は映画いっぱいだなぁと思ったのに!いや、いっぱいだったけども、、、

上を読んでくれた方も、そうでない方も、これだけは言って起きます。

「こんな映画より見るべきものはいくらでもあるから、そっちをみとけ!!!」


では~

ジョン・ウィック ネタバレ

やってまいりました、ご存じキアヌ・リーブス主演の新作です。
さてさて、僕はキアヌ映画で当たりをひいたことがありません、ほとんど僕には合わなかったのです。
しかし、いつかまた僕にも「キアヌ主演で面白い映画」が観れるかもという期待をこめて毎度見ています。

ずばり今回のキアヌ映画はどうだったか、、、?


、、、つまらなくはない。しかし超絶面白いわけでもなく。つまり普通でした。僕的にはスピード、ディアボロスの次くらいです。


マトリックス云々なんて言われていますが、あれは映像革新、斬新さでの素晴らしいだったわけですよ。だから今作はそんな感じで宣伝するんじゃない!!
そりゃあスタッフがマトリックスのときの人だからって、、、、ねぇ?

よくある話だったので、そこら辺はツッコまず、、、あえて言うなら「スタイリッシュな殺し」の場面が良い。アクション映画だし当たり前なのですが。
ただ、全体的に絞め技でのトドメ・戦闘が多かったので絵的には少し口寂しいところです。


ネタバレだよ!!




妻に病気で先立たれたジョン。失意の中亡き妻からの死後デリバリーが送られてきます。ワンコでした。
そんな妻の最後の贈り物を大切にするジョン。大好きな車で愛犬とドライブに行きます。

しかし道中、チンピラにからまれるもこれを無視。
後日そいつらが家を襲撃してきて車は奪われるわ、犬は殺されるわ、、、散々。

このチンピラ、ヨセフといいます。実はロシアンマフィアのボス・ヴィゴの息子なんですねー。
ジョンはかつてヴィゴの元で凄腕の殺し屋だったんですが、ここにきて巡り合い。
ヴィゴはジョンのすごさをわかっているので、息子のために組を動かします。

しかしジョン、自宅襲撃もなんなく突破します。さすが最強。
ヴィゴはかつてのジョンの親友・マーカスに暗殺を依頼します。

さて、裏の世界でも「このホテル内だけは殺しご法度」なホテルへ。
地下の秘密クラブで情報収集です。

ヨセフの場所を突き止めるもころせなかったジョン。ホテルに帰れば女殺し屋のパーキンスに殺されかけると、また散々。


次はヴィゴの財産を突き止め、焼き討ち。
が、ここでヴィゴに捕まってしまいます。殺されかけるもマーカスにたすけられましたが、、、。

今度こそはと、ヨセフの隠れ家を襲撃するジョン。全員ぶっころです。

さて、終息したかに思えたこの戦い。
ヴィゴは裏切ったマーカスを殺してしまいます。
親友をやられたジョンはヴィゴを追い詰め、殴り合いの末、重症ながらも殺害。


あ、パーキンス産はホテルでの暗殺ご法度の掟を破ったのでNYのボスに殺されちゃいました。(なんだったんだこいつ、、、)

ボロボロのジョンは逃げ込んだ先の動物病院で治療を済ますと、目が合った犬を連れて帰るのでした、、、。おわり。



思うに、途中からジョンは復讐心でおかしくなったのでは?
亡き妻からの贈り物でもなんでもない犬を持ち帰るとかなんなのーーーお前そんなに犬好きでもなかったじゃん!!


続編やるんなら次はNYのボスと抗争してください。待ってます。

just a dog!!just a dog!!just a dog!!!

では~

マイ・インターン ネタバレ感想

皆大好きアン・ハサウェイロバート・デ・ニーロの新作。今回は「まるで【プラダを着た悪魔】の続編のようだ」といえる映画です。
もちろん続編なんかではなく、ただアン・ハサウェイが主演で、かつファッション関係ってだけです。

アン・ハサウェイのできる女感は本当に最高、いい女ですなー。かわいいし。
ロバート・デ・ニーロも、とても頼れるやさしい爺ちゃんを熱演。なんか意外な一面というか、「こんなデニーロもありだな」って感じ。

ファッション会社でのお話ですが、そんなのはあんま関係ないです。まぁプラダからの影響ってことで、、、。

さてさて、展開も意外とないのが今作。しかし、それでも見とれてしまうのはなぜだろう?
とても「いい話だなー」なんて感想で終わらせたくない映画です。サクセスストーリーでもなければめろドラマでもなく、、、「バランスの美しいヒューマンドラマ」とでもいいましょうか?
突出した見どころがあるわけではありませんが、なんだか心に残る映画でした。
まぁ僕が主観的に見てもどクズなので、いい人をみると心が張り裂けそうになるだけ、、、いえ、心が叫びたがるだけです。


さてさてネタバレです。






妻に先立たれ、やることのない70歳のデニーロもといベン。
そんなある日、スーパーで「高齢者インターンの募集」チラシを見かけます。

そして彼は面接を経て、ジュールスの会社にインターンとして入ります。
ジュールスはネットでのファッション通販で会社をおこし、毎日が多忙。もちろん高齢者インターンなんて忘れていました。

最初はベンのことを嫌がるも、彼の人間性を認め、ともに大切な友人となっていきます。

最初は仕事すらなかったベンも、ジュールスの運転から人生のアドバイス、ジュールスの夫娘と仲良くなるまでに。
しかしジュールスは責任感から仕事が追いつかなくなっていきます。そして嫌々ながらもCEOを探すことに。

ジュールスが母へ愚痴メールを誤送信したのを家まで消しにいったり、仕事場で出会ったマッサージ師のフィオナと恋に落ちたり、ジュールスの娘を夫マットの代わりに届けたり、、、ベンも楽しく働いていました。

しかしマットはジュールスが多忙で夫婦生活が成り立たず、浮気をしてしまいます。
そんなことを打ち明けるジュールスは、夫婦生活をやり直すためにCEOを雇うことを決意しました。


しかしベンは、「キミは素晴らしい人間だから、CEOに会社を渡してほしくない」と言います。
ジュールスの本当の気持ちを知ってた彼は助言をし、マットもまた改心してジュールスを支えることを決意しました。


終わり。



女若社長と高齢者インターンが親友になるまでのお話ってだけですが、まぁまぁいいんじゃないでしょーか。
たまにはこんな映画もいいですね!いやむしろヒューマンドラマのが個人的には見てる、、、、方だと、、、、おもう、、、、よ?


男同士で見に行く映画ではないわな!!!女の子同士ならしらんけど。。。


まぁ期待して観てください。
では~