読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

溜息の沼

愚考

LUCY ルーシー  ネタバレ 考察

はてさて、今回はルーシーの感想ですよ。
この映画、予告編をみて気になった方も多いと思うんですよ。だからかな?なかなかたくさんの方がいまだに見に来てらっしゃいました。
しかし内容は予想どうりメッセージ性の強いものだったと思います。
映画が終わった時の劇場に深い溜息が充満したのが忘れられません。
あちらこちらから感想が聞こえてくるわけですよ、
「こんなの監督の自己満足だ」「なんかよくわからなくね?」そんなんばっかです。。。




いやいやいや、たしかに思い付きで見に来た人にとったらそんなんかもしれませんよ?
でもね?ぼくにとっちゃあなかなか考えさせられる内容だったわけですよ!!
そうじゃなくても皆大好きモーガン・フリーマンとエロエロなスカーレット・ヨハンソンが観れただけでも儲けもんだろうが、と。

まずはネタバレします。




















韓国である男と出会うルーシー。ある日、男から無理矢理マフィアの闇取引の運び屋として利用されてしまいます。
拉致されたルーシー。気が付くと腹の中に「cph4」という薬が1キロ、埋め込まれていました。
マフィアからの命令は「それを母国の仲間の元まで運べ」というものでした。
他の運び屋の男3人が外に連れられて行き、最後にルーシーがどこかへ運ばれていきました。
運ばれた先の監禁場所で、ふとしたことでお腹の中の薬袋が破けてしまいます。
すると、ルーシーはありえない苦しみ方をした後、覚醒します。
普通の人間が10%ほどしか脳を使っていないことに反し、覚醒したルーシーはこの時点で20%も覚醒しています。
身体能力が上がるったルーシーは敵をたんたんと殺していきます。そんで30%になるころにはマフィアたちを瞬殺、ボスも軽くお仕置きしちゃいました。(殺しはしなかった)
で、病院で医者を脅し無理矢理オペ決行、腹の中の袋を取り出します。この時点でルーシーは「この薬がないといけない」と確信しています。本能的に「完全に覚醒しなくては」と気づいていたのでしょうか?
しかし覚醒の先がわからないルーシー、そこで脳科学の権威であるノーマン博士に連絡をとります。そこで、とりあえず会うことに。

さて、もはや電子機器すらも操れるルーシー、パリの刑事にミッションをあたえます。ほかの運び屋の場所と顔を教えるから捕まえて、そんで腹の中の薬をよこせ、と。
冗談かとおもう刑事ですが、カメラもないのに自分のことが言い当てられたりと、理解の範疇をこえた現象に、これを承諾。空港で犯人たちを捕まえます。
そしてパリへ向かうルーシーですが、飛行機の車内で体が塵となり消えかけてしまいます。細胞が生きることに今は適さないと判断したのでしょうか、体が消えていきます。焦るルーシー、慌てて腹の中から取り出した残りの薬を摂取します。
意識を失うとそこは空港。あっちゅーまに回復したルーシー。刑事たちから銃を向けられるも他人の意識を操れるためなんなく逃亡。刑事も随伴しちゃいます。
捕まえた運び屋の元にはマフィアの姿が。薬だけは警察に渡すわけにはいかないと襲撃します。
薬を回収し帰ろうとするマフィア。そこへルーシーが到着します。
ルーシーは重力を操り、マフィアたちと戦うことすらせず薬を奪還。刑事を連れて博士の元に向かおうとします。
しかしここで刑事が「俺は必要か?」なんて言っちゃいます。そしたらルーシーさんったら刑事にキスして「思い出に」なんて洒落たことを。こんな美人にキスされたらだれだってついていくっつーの。。。


外で逃亡するルーシーを目撃したマフィアのボス。これを追いかけます。

博士とその仲間と合流したルーシー。しかし外からはマフィアが攻めてきます。刑事の呼んだ守りも突破されそうです。時間がないということで回収した薬をすべて摂取するルーシー。
すると、脳はみるみる覚醒していきます。細胞が体中から触手のように伸び、周りの機械からなにからすべて取り込んでいきます。そして博士からのアドバイスである「生き物の目的である【知識を残す】ことを遂行するんだ」ということを実行するため独自のコンピュータをその場に生成します。
(あくまで生物ですが、もはや細胞でコンピュータを生成しちゃいます)

生物としての到達点になるころには、地球の記憶にも干渉できるようになります。肉体は部屋に残っても、意識だけは世界中のどんな場所、どんな時間も行くことができるように。

そんなところにマフィアのボスが乗り込んできます。
しかしルーシーはその瞬間に脳が100%に覚醒。細胞は繁殖をやめ不死になり、1つに統合されて体を失います。
姿かたちのなくなったルーシーに驚きを隠せないマフィアのボスですが、後ろからの刑事の弾丸で死亡。刑事が「ルーシーはどこに。。」とつぶやくとケータイの画面に「I am everywhere」と表示されているのでした。
そこにのこされたルーシーのコンピュータですが、USBを生成し崩壊、ルーシーの声で「人類の進化は始まったばかり」と締めくくられます。




考察ですが、ルーシーは個体を捨て世界の一部になったのでは?ということです。抽象的な表現になってしまいますが、一ではなく全になったということです。最後が最後なのでこんな表現になってしない伝えにくいのが残念でなりません。
ともかく、生物としての役目を終えたので、ルーシーは体を捨て意識だけの存在になったと。


これはもはや、神と呼べるのでは????


そんな話はさておき、この映画のメッセージとはなんでしょうか?
「人類の進化は始まったばかり」とあるように、これから人間の未来のあり様を
皮肉っているのかもしれません、もしくは、進化した人類が出てくることへの警鐘でしょうか?
最近公開していた「トランセンデンス」でも同じようなメッセージが受け取れました。
形は違えど、人類の進化の先を危ぶむ内容だったので、もしかしたら最近の流行が「人類の行きつく先」を覗く、そんな感じなのかもしれませんよ。


せっかくお金を払って観ているのです、ボーっと見てたらもったいないですよ?
ちょっと真剣に映画を見たい方、オススメですよ。


それでは