トランスフォーマー ロストエイジ 感想・ネタバレ
さてさて、やっと行ってまいりました。
放映から一週間も経っているので適当に感想です。
なんというか、いつも通りのトランスフォーマーなんですよねぇ、、、。
いまさら何が変わるわけでもなしに。
言いたいことはありますよ?もちろん言います。
が、このシリーズの重要な要素として「ライト層が見に来る」というのがあるとおもうわけですよ。
もちろん、トランスフォーマー作品が好きな人、ただ映画が好きだから見る人もいるわけです。
しかし、そんな人間は極少数です。ならば、「トランスフォーマーシリーズな最新作なら見てみよう」とかんがえる層にむけて作られるのはまっとうな理由なわけです。
だからこそ「なんだか物足りない」と感じる方も多いと思います。
3時間ちかく上映時間があるのにも関わらずこの内容の薄さには中々がっかりしたのが本音です。
3時間もやったのに消化不良をおこす始末です。
例を出しましょう(ネタバレはいります)
・イェーガーの妻とはなんだったのか?
作中には出てきませんが、主人公の思いの中には彼女がいるはず。しかし、なぜいないのか?そして、あれだけ「俺の土地だ!」と息をまいていたのにその設定をとっとと忘れるとことか、もうね、、、。
さっさと戦いの中に巻き込まれればいいのに、前半はダラダラ家族の環境を見せられるこっちの身にもなってくれ。家族の絆を描くにしては作品選びも時間配分もストレスマッハです。
なかには「中国アピがうざい」なんて感想もあるそうです。まぁね、たしかに推しすぎ感はあります。この部分を削れば20分は短縮できたのでは?とおもうほどに。
ですが、スポンサーというバックアップがいる以上、クライアントの要望には応えなければいけないのが社会です。そんな仕方ないことをやいのやいの言わなくてもよろしい。
(そのうちディレクターズカットやるだろうから、それが一番おもしろいかも、なんて、、、)
さて、今回のメイン敵はロックダウンということでよろしいのでしょうか?それともCIA?
それとも、、、、次回作での活躍を期待されるガルヴァトロン(生まれ変わったメガトロン)?
見た方ならお察しいただけたでしょう。そうです、今回はラストに向けての前座(準備)作品だということを!
単行本にもたまにあるでしょう?作中の大きな事件の前の下準備回が、、、。
あれをじっくりダラダラやったのが今作。だから僕も見ていてダメージはなかったよ(血涙
あとは適当にネタバレします(はなほじ
頭だけになったメガトロン。これをもとに人工のトランスフォーマーが制作されたけどメガトロンが逆ハッキングして新生したよ(どーん
ダイナボット(恐竜型のトランスフォーマー)は創世神の手先・ロックダウンに捕まってたのをオプティマスが開放して説得(腕力によりその場限りの仲間になったとさ。(エンディングでどこかへ帰っていく彼らはなんとなくシュール、、、)
人類とオプティマスによってロックダウンは倒されました。
、、、たったこれだけの内容に3時間もかけられたんだ、そりゃキレるやつもでてくるわい。
ただ戦闘シーンを見るだけの美麗映画な今作。なんか、劇場で見たときのアバターを思い出した
(映画館で見たからよかったのかなぁ)と
見て得も損もしない普通の面白さの映画でございます。
それでは
宇宙兄弟 #0 ネタバレ
こんばんは、今回は宇宙兄弟#0のネタバレです。
さて、今回の#0ですが「映画の必要があったのか?」てことです。
本編では語られないムッタたちの前日譚なのですが、正直いつもどおりの宇宙兄弟だったとおもうわけですよ。つまらなくはない、ですが、、、映画館でこれを見させられたら気分もよくない。
地上波で、テレビSPでもやりゃあよかったのに!!
あ、内容なのですが、、、いつもどおりの「設定後のせサクサク」でした。
宇宙兄弟のすこし残念なところは、伏線をはるのが下手ってとこだとおもうのですよ。なにか名言や重要なシーンになると「昔、こんなことがあったな、、」とかいきなりキャラが思い出しすってことが多すぎる!今回の#0も例にもれず。
あ、先着特典の宇宙兄弟#0は映画の台詞をうつした台本のような小説のような、、、です。
ネタバレしつつ書きます。
今回はキャラごとに内容をおさらいします。
・ムッタ
小学生のころ、ヒビトとペットボトルロケット大会に参加。優勝トロフィーが欲しかったが優勝できなかった。優勝者はヒビトだった。「兄とは常に弟の一歩先を行かねばならない」と準備万全で、ヒビトの面倒も見てたが、、、いつもヒビトにおいしいところを持っていかれている。
大人になり、ヒビトがブライアン・Jのバックアップクルーに選ばれたころ、ムッタは上司とそりが合わず左遷。梅茶花という田舎の販売店へ。
そこで、やる気のない同僚に不満を抱きつつも仕事をこなしていく。
そんなとき、ブライアンがパラシュート事故で死亡したニュースをきく。ムッタはJAXAに用事のあったヒビトと昔のことをおもいだす。
(ある豆腐屋がいて、その豆腐屋は「容器をもってきてください」と放送していた。でも俺たちはそれが「勇気をもってきてください」に聞こえていたんだ)という過去がありまして、ムッタとヒビトは「勇気のポーズ」なんてのをかんがえて豆腐をかっていました。そんなことを思い出し、ムッタはヒビトに懐かしの「勇気のポーズ」を見せて慰めるのでした。
その後、「グッドイカスカ―大賞」という車の企画大会が行われ、梅茶花の同僚たちと協力し見事受賞。子供の時に欲しかったトロフィーを手に入れるのです。受賞のおかげもあり、本社へ復帰。
・ヒビト
最年少でNASAの宇宙飛行士に。しかもブライアンからの強い推薦もあって特例でバックアップクルーに任命される。
しかし、カリスマのブライアンのバックアップクルーということもありプレッシャーも強い、訓練もなかなか上手くいかないと。
そんななか、ヒビトはブライアン宅へ。ブライアンの部屋で話をしているとブライアンは青い封筒を本へ差し込みます。
ヘソクリか?と問いただすと「まぁそんなもんだ」と答えられました。
後日、海底訓練中に連絡が入ります。ブライアンの悲報です。
葬式にも出ずに落ち込みます。
その後、日本へ一時帰国し家族と再会、ムッタからの「勇気のポーズ」の励ましもをもらいます。
母からの「死と向かい合うために、感謝と別れをちゃんと伝えなさい」という教えを実行するため、ブライアンの墓前で「ありがとう」と「さようなら」を言いました。
そんなとき、ブライアンの兄・エディから電話が入ります。ブライアンがクルーたちに宛てた遺書が見つからない、心当たりはないかというとのこと。
ヒビトは部屋での青い封筒を思い出します。
そしてブライアンの遺書の最後にはこんなメッセージが、、、
「勇気をもて、勇気だけをもて」と。
その言葉を聞いた途端、ヒビトは「勇気のポーズ」を思い出します、ムッタからの励ましとシンクロしたブライアンからのメッセージが心にのこります。
内容はこんな感じでしょうか?細かい部分は大きく端折っているので気になる方は是非に。
豆腐屋がさだまさしだったり、OPがぬるぬる作画だったりと見どころはありますよ。ただ、まじでテレビで良かったわコレ。映画じゃなくて、、、。それだけが心残り。
本編につながる話ですので、見ておいて損は絶対にないです。(ただ、本編を見てない方は逆に微妙かも、、、です。)
それでは
Stand by me ドラえもん 感想・考察・ネタバレ
8月8日より公開の「Stand by me ドラえもん」を見てまいりました。
感想なのですが、普通に泣けたし、よかったですよ?
周りの方々もちらほら涙をぬぐったり、鼻をすする音もきこえたり、、、。
僕も、号泣とはいかないまでも、ちょっぴりウルッときました。
生まれた時から僕の周りにあったドラえもん、きっと僕が死ぬまでドラえもんは僕の心の中に残るでしょうね。
さて、ネタバレです。
話は、のび太のところにセワシくんとドラえもんが来るところから始まります。
なにをやってもダメなのび太、おかげでひ孫のセワシくんまで貧乏生活です。それを変えるためにセワシ君はドラえもんをつれてきたのでした。
なかなか気乗りしないドラえもん、セワシ君はドラえもんに「のび太が幸せになる」まで未来に帰れない命令をかけ、かえっていきました。
そしてのび太とドラえもんの生活が始まります。
タケコプターで初めて空を飛んで気絶したり、どこでもドアで遅刻を回避したり、暗記パンでテストでいい点を狙ったり、、、お決まりのエピソードをちゃちゃっと。
さて、のび太はしずかちゃんと結婚することを目標に頑張ります。
しかしうまくいかない、、、道具に頼ってしずかちゃんに好きになってもらおうとしますが、それすらも上手くいきません。ドラえもんに諭され、今度は自分の力で努力しようと決心します。
頑張って算数の勉強してテストに臨むも、、、なんとテストは漢字のテスト。ここでもドジです。
自分に絶望したのび太、しずかちゃんにお別れを伝え、どこか遠くへ行きたいとねがいます。
「しずかちゃんに嫌われなきゃ」なんて思い立ち、しずかちゃんのスカートをめくって嫌われようとしたり、、、。
不安に思ったしずかちゃんは、すぐにのび太を追っかけます。
嫌われたいのび太はドラえもんに「飲むと周りに嫌われる道具」をだしてもらいます。
のび太、一口でいいものを飲み干してしまいます。
大量の瘴気をはなつのび太、ドラえもんも逃げ出してしまいます。
そして自分の瘴気にあてられてしまうのび太、そんなのび太の助けの声をきいたしずかちゃんは瘴気をかいくぐりのび太を助けたのでした。(ええ子や、、、。
これにより、のび太の未来はしずかちゃんとの結婚に近づきました。
少しだけ自分の未来が良くなったのび太。
今度は自分の未来を少しだけ覗きにいきます。
しずかちゃん(大人)はのび太(大人)を山登りに誘いますが、のび太これを拒否!風邪ひいてます。
しずかちゃんは怒って友達と山へ、、、。
しかししずかちゃん、吹雪で友とはぐれ遭難してしまいます。
それをみたのび太(現代)はタイム風呂敷で大人に!装備を整えてどこでもドアで雪山へGO。
せっかくしずかちゃんを助けにきたのですが、ここでもドジしまくり。
しかもしずかちゃんはのび太(大人)に風邪をうつされていて雪山で倒れてしまいます。
なんとかどこでもドアの場所までしずかちゃんを連れて行こうとしますが、吹雪でどこでもドアが雪に埋まって見つかりません。ドラえもんもこのピンチに気づかずにお昼寝しています。
頼るものもないのび太は時間と場所を確認して願いました。
「こんなピンチなんだ、思い出すに決まっている」と。
すると、のび太(大人)が助けに!
のび太は時間と場所を覚えたことで、未来の自分が助けに来ることを成功したのです。
つまり、未来ののび太は「あのピンチのとき、僕を助けたのは未来の僕だ。じゃあ、大人になった僕が過去の僕を助けにいかないと」ってことです。
そしてのび太もしずかちゃんもたすかりました。
のび太とドラえもんは、結婚式を見ようとタイムワープをします。
大人のび太は結婚式を1日間違えたりというのはおきまり。
のび太とドラえもんは結婚式前夜のしずかちゃんを見に行きます。
そこで、しずかちゃんと父の感動のシーンですよ、感動です。
しずかちゃんパパの「彼は人の幸せを心から願い、人の不幸を悲しむことができる人間だ」という名言は有名ですよね。
さて、現代にもどってきたのび太とドラえもん。
のび太は幸せだとドラえもんに言います。
しかし、のび太が幸せになったことでドラえもんは未来に帰らなくてはならなくなりました。
最初は嫌々のび太の下に来たのに、ドラえもんは「あれ、おかしいな、、未来に帰りたくないよ、、、。」と涙しながらいいます。ここが一番泣けたかな?
ドラえもんが安心して未来に帰れるように、のび太は一人でジャイアンに立ち向かいます。
ボロボロになりながらも、自分だけの力でジャイアンに勝ったのび太を見て、ドラえもんは未来に帰りました。
さて、ドラえもんが未来に帰り、ひとりになったのび太。ジャイアンの「ドラえもんが帰ってきている」という嘘に騙され、悔しがります。
そこでのび太、ドラえもんに託された箱を開けます。
「これを開けた時、その時に必要な道具が一度だけ転送されてくる」という箱です。
入っていたのは「嘘が本当になる道具、USO800」です。
これでジャイアンたちにやり返したのび太、しかし心は晴れません。
「もう二度とドラえもんには会えない」
そうつぶやくと、なんとドラえもんが帰ってきました。
USO800の効果により、「ドラえもんと二度と会えない」というのと逆に「ドラえもんに会える」というのが本当になったのでした。
あらすじはこんなところです。
ドラえもんでも有名な話をつなげただけです。しかし、このつなげ方も上手い!
他にも楽しめる部分はたくさんあります。
未来の街にTOYOTAやPanasonic、Glicoの会社が!
TOYOTAのCM、ドラえもんですもんね。そのほかにも看板に「KOROSUKE」とか書いてあったり。
また、大人のび太の声優は妻夫木さんです!まぁ、のび太役でしたしw
ほかにも、EDのNGシーン集もなかなかでした、クレジットにはむぎわらしんたろう先生の名前も!
さて、ここで少し考察。
本作では語られませんが、未来のしずかちゃんやのび太はドラえもんについて話題を避けているのです。大人しずかちゃんはドラえもんの名前を出すと「なんでもない」と話をそらしますし、大人のび太も、少年のび太から「ドラえもんに挨拶したら」というのに対し「いや、ドラえもんは小さい時の友達だ、遠慮しておくよ」と言っています。
この時点で、未来にはドラえもんがいないことが暗にわかります。
この時代のドラえもんはいったい、、、?
ドラえもんについて、少し調べたくなりました。
こんな謎を作品に残すとは粋ですな!さすがです。
皆さんもぜひ見てください、普段とは一味違うドラえもんが楽しめるかと思います。
それでは。
ゴジラ (GODZILLA) 感想 考察 ネタバレ
[映画] 見てまいりました。
さて、今回は映画・ゴジラの感想とネタバレです。
まずは感想です。
僕としては今回のゴジラ、少し物足りないと感じました。
というのも、内容があっさりしすぎ。また、人間ドラマに尺を取られすぎというところが大きいでしょう。
ゴジラと敵モンスターの戦いがあっさりし過ぎ誤魔化し過ぎ。
ドラマ部分も適当、その割には長いし、表面だけの幸せだけで心の奥底の描写もない。
これでは何を見に来たのかわかりません。せめてどちらかにしてくれ!!
「僕はゴジラを見に来たんじゃない、ガッズィーラ(いい発音)を見に来たんだ」
と自分に言い聞かせてましたよ。
僕自身、平成ゴジラ世代なわけですが、これは無いなと。
往年のゴジラファンの方々にはオススメいたしません!
アメリカゴジラのリブートという時点で気づけなかった僕も悪いわけですが、、、。
逆にいえば、ゴジラファンではない方はそこそこ楽しめるのではないでしょうか?
もちろん、迫力のある映画館で「いい映像を見た」「目の保養になった」程度だと思いますけどもね。
これ、テレビで放送したら暴動が起きるぞ。
日本で真っ先に放映しなかったわけはこれですね、「最初に日本でウケなかったら、その後に放映する国で収益が見込めないかも、、」なんて考えてもみたり。
それではネタバレにならない程度にキャラ紹介をば、、、。
・ゴジラ
いつものあのずんぐりむっくりとは少し違う。スゲーなで肩で笑う。あと古代から生きてる破壊神的な。
・フォード
海軍兵士。爆弾処理班でイケメン。いろいろ不運。
行く先々でモンスター出てくるから多分コナン君と同類。
・ムートー
古代から生きているモンスター。雌雄別々で、世代交代をちゃんとする(卵を孕む、産む)ので、ゴジラほど長寿ではない?
放射線をエサとして成長する。また電磁パルスによる攻撃をする。(ENPのこと、電子機器が動かなくなると思ってもらえれば大体あってます。)
見た目は新劇場版ヱヴァンゲリオン:破の第10の使徒(綾波レイちゃんと同化したやつ)を想像していただければいいと思います。あれが空を飛びます。強い(確信。
・芹沢博士
ただの渡辺謙。日本人にもわかりやすい英語でお話する紳士。ただのゴジラ好き。いらない。
キーキャラクターでもなんでもなかったです。
他にもたくさんの登場人物がいますが、いてもいなくても同じです。覚えてなくてよろしい!!
さて、ここからネタバレです。
1994年、フィリピンである卵が2つ、みつかります。しかし、見つけたときには片方が羽化していたのです。とりあえずモナーク機関という組織で片方だけでも確保。
その年、幼いフォードの家族が暮らす日本の原発で事故がおきます。父は謎の波形をキャッチしたところで事故発生。そこで働いていたフォードの母親は死亡、父とフィードだけが生き残りました。表向きは事故なのですが、実際はムートーの片割れが放射能を求めて襲ってきたのです。
さて、15年後に話は飛びます。結婚もして子もできたフォード、仕事が終わり帰国したところで連絡が入ります。
「親父が日本で捕まった」
放射能に汚染された原発跡地に侵入したとのこと。
母が死んでから「あれは事故じゃなかった」と言い張る親父を面倒に思いながらも日本へ身元を引き取りに。
さて、親父と再会したフォード。親父の熱心さに呆れながらも、今度は二人で汚染地域へ侵入します。あの原発事故の原因を調べるためデータを取りに。
そこは汚染地域といわれ隔離されていましたが、マスクをとっても平気でした。
「汚染なんかされていない、秘密を隠している奴らがいる!」と気づく二人。そんな二人のもとに特殊部隊が。捕まりましたとさ。
捕まった先はモナーク機関。ここでムートーの片割れの卵で実験をしていたのです。
案の定、ムートー羽化。電磁パルス攻撃に機関は壊滅。どこかへ逃げてしまいます。
波形のデータをもっていたフォードは、生き延びたモナーク機関の芹沢博士と出会います。
ムートーにより死んでしまったフォードの父の言葉を伝えたフォードは、ここで芹沢博士からゴジラについてききます。自然を調和するための存在とかなんとか。過去のロシア・アメリカの水爆実験もゴジラを殺そうとおこなったものだと。さて、フォードはひとまず国に帰るためハワイへ向かいます。
芹沢博士はフォードからのヒントをもとに「ムートーは会話していた」と結論。ま、会話相手は二匹目のムートーなんですがね。
そしてフォードINハワイ。なんとここでムートーきちゃいます。原子力潜水艦を襲っていたムートーが軍の攻撃により怒ったためです。なんとここにゴジラも登場、戦い勃発。両者とも引き分け逃げ出しました。
なんとか生きのびたフォード。ここで軍に拾われて再びアメリカ本土へ向かいます。
そのころ、ハワイを壊滅させたムートーはベガスなどを突き進みます。途中、ムートー二匹目も南から原子力廃棄場などを襲いながらも北上していきます。
軍はメガトン級の核爆弾を用意、これをエサにしてムートー共々ゴジラと一緒に殺してしまおうと画策します。
しかし、この爆弾もムートーに奪われてしまうのです。お産したあと卵の栄養とするためですね。
さて、ムートーたちが落ち合ったカリフォルニアでゴジラも到着。
フォードたちも核爆弾を奪取するため降下作戦を実施。空からダイブして核爆弾を奪取後、起爆解除もしくは太平洋沖で爆破するというミッションです。ここ、かっこいいシーンですよ。
核爆弾を取られ、卵が爆破され、片方もゴジラに殺されたムートーはお怒りです。ゴジラを倒してしまいます。
核爆弾を奪取後、起爆解除できないことをしったフォードにムートーが襲い掛かります。そこに倒れたはずのゴジラが一撃をくわえます。ムートーの口を開いて、そこに破壊光線を流し込むゴジラ。シュールというか、アホっぽい絵面というか、、、。ゴジラはこれを最後に再び倒れてしまいます。
さ、あとは核爆弾だけです。間一髪のところで軍の救助が!
なんとか核爆弾だけを太平洋沖で爆破できました。
翌日、街中で倒れて動かないゴジラが目を覚ましました。そのまま海へと帰っていきましたとさ。
おしまい。
あらすじはこんなところでしょうか?
本当はもうすこし細かいですが、本当にいらない部分なので端折っております。
では考察です。
本作のメッセージには、やはり「原発」というのがおおきな意味を持っていると思います。芹沢博士は被爆二世だったり、「放射能をたべるモンスターを倒すことが自然の調和」など、見た方々によって色々と意見の分かれる作品だったとおもいます。
ただ、僕はそんなこと考えずにゴジラを見たかったわけですが、、、。
ラストシーンでは、ニュース中継にゴジラが映りながら「怪獣王、救世主か?」なんて書かれていますが、あの文言には苦言を呈したい!
結果、ゴジラは人類を救ったわけですが、それは本意ではないと思うのです。
ましてやあんな終わり方、この作品の世界でゴジラを主神とした宗教が起こっても不思議じゃない。それほどまでに、ゴジラの描写が良く見せられすぎです。う~~ん、、、。
あと、ゴジラの鳴き声がですね、変わっているんですよ。あの鉄塔のひしゃげるときの音のような「あのゴジラの鳴き声」ではなく「怪獣の鳴き声」なんですよ。昔のアメリカゴジラよりかは声質も近いですが、まだなんか違和感です。
良くも悪くも、アメリカ版ゴジラってことですね。
興味があれば是非どうぞ。男の子は楽しんで見られるかもです。
それでは
変身
昔の小説です。フランツ・カフカという方はこんなタイトルの本を書いています。
朝目覚めると男は大きな虫に変身していたのです。
家族に嫌われながらも生活していきますが、最後は殺される。それだけのお話。
僕は今日変身しました。自分が変われたと確信したのです。
そうです、腕時計を買ったのです。
事の起こりは今日のコストコにおでかけしたところから始まります。
皆の予定を合わせ、いつも通りコストコへ。今回は大きな収穫はありませんでしたが美味しいものを買っただけです。
さて、ここから隣のアウトレットモールに行ったときでした。
最近服を買ったばかりということもあり、僕はダラダラ周りについていくだけでした。が、そこでSEIKOが目に入ったのです。
去年、僕はここで今回と同じ苦しみを味わったことを思い出したのです。
「腕時計がほしい」
あの時の僕は迷いながらも、諦めました。当時はお金に余裕がなかったのです。
しかし今回は違いました、お金があったのです。
この埼玉のアウトレットという最終在庫流刑地で僕は買ってしまったのです。
後悔はしていません。しかし、僕の心には大きな穴ができてしまいました。
「他人の腕時計に憧れる僕はもういない」
僕は自ら変わることを望んだのに、そこには達成感や幸福感よりも喪失感しかなかったのです。
こうした小さな変化を積み重ねて行った先、未来の僕はもう今の僕ではないのです。
細胞も入れ替わり、もはや自分を証明できることさえできません。詰みました、自分に対して詰みました。もはや言い残すことはありません。明日の朝の僕はもう別人です、眠りに落ちたら僕とお別れなんです。
朝起きて、目が覚めた時の僕は変身した後です。虫になっているでしょうか?それとも僕を語る僕でしょうか?
もはや寝ることすら恐ろしい。
そんな僕はこう思うのです。
「いい買い物したぜ!!!!!!」
後のことは明日の僕に任せます。
それでは
思い出のマーニー 考察
*[映画] 見てきました。
スタジオジブリの新作、思い出のマーニー。
伏線などもたくさんありまして、しっかり見れば映画半ばでこの作品の真相が見えてくるはずです。ま、見えてこなくとも最後に種明かしがありますので大丈夫ですよ。
あらすじ
病気で人間不信な思春期の女の子アンナちゃん。療養のために札幌から北海道奥地の親戚の家へ夏の間暮らすことになりました。そんな感じ。
皆さん、この映画は女の子二人のラブラブなレズビアン映画ではありませんからね?そこのところを勘違いなさらぬように!たしかに女の子同士でイチャイチャしますが本質ではありませんから!!
ではネタバレです。
まず、前提として説明を。
アンナは両親などを亡くしており、天涯孤独です。だから人間不信、愛してくれて、引き取ってくれたおばさんも信用しておりません、悲しいね。一人ぼっちで学校生活をおくりながら「輪の中と外がある。私は。。。」なんて言っちゃう子です。
療養先でも人間不信をいかんなく発揮するアンナちゃん。「あなたの目、よく見ると青が混ざってて綺麗ね」なんて言われても「うるせぇぞ」なんて言いながら豚呼ばわりします。女の子に罵られる、我々の業界ではご褒美です。
、、、失礼しました。さて、療養先で不思議な朽ちかけの洋館を見つけたアンナ、そこでマーニーと出会います。
「ここから仲良くなるのかな?」なんてのは幻想でした。最初から仲良しです。順序なんてありません、出会ったその時からラブラブです。なんてこったい。
マーニーに会うために夕方の引き潮を狙って逢引するアンナとマーニー。アンナはマーニーといるときは色々と不思議な体験をします。めっちゃします。会うたびにします。
なぜか朽ちた洋館でパーティが開かれ、しかもそこに行っちゃうアンナ。
マーニーが幼馴染の男の子と踊っているのを見ただけでヤキモチ焼いちゃうアンナはかわいい、レズだけど。
療養先で出会ったミサキというおばさんに「その子に似た子がいた」なんて言われて信頼しちゃうアンナかわいい。あ、アンナは絵がめっちゃ上手いです。スケッチブックを持ち歩いたりなんかして。
さて、ある日朽ちた洋館に新しい人たちが引っ越してきます。引っ越してきた女の子はアンナに「あなたマーニー?」なんて聞いちゃいます。実は洋館にマーニーの日記が隠されていたと。
マーニーの秘密を探ろうと二人は仲良しに。やったね。
お気づきでしょうが、マーニーは人間ではありません。
そこからマーニーの秘密が紐解かれます。
日記によると、アンナが体験したことは過去のマーニーの体験を追体験してるらしい、でもマーニーはアンナをアンナとして認識しています。ここがミソ。
あくまで追体験なので、日記にはアンナのことは書かれていません。
そしてこのあたりからマーニーの認識が薄れていきます、なんていうか、幽霊らしくなってくる。アンナをおいて消えちゃったりする。こわい。
さて、最後はマーニーとアンナは仲直りをして終わりですよ。ミサコさんからのネタバレもラストにあります。
マーニーは仕事で忙しく親に放っておかれた子供でして、なかなか寂しい時をおくっていました。大人になり、マーニーは結婚するのですが夫に先立たれ一人で子育てをすることに。
しかし、マーニーも体を壊し子育ては無理だと判断、子供を学生寮へいれてしまいます。
何年か経ち、かえってきたお子さん。もちろん自分を一人ぼっちにしたマーニーが大嫌いです。適当な男と結婚します。
マーニーのお子さんが子供を産みました。しかし、その孫を残して事故死します(唐突)。マーニーは残された孫を引き取りますが、少しの間だけ共にすごして亡くなります。
さて、残されたマーニーの孫とは?
そうです、アンナです。
天涯孤独のアンナです。そりゃあ人間不信でもすぐに打ち解けますわな。
最後はアンナはおばさんも「おかあさん」と呼ぶように成長しました、泣けますね。
夏のおわり、お義母さんとともに札幌へ帰りましたとさ。おしまい。
どうですか?全容は伝わりましたか?文章にまとめるというのはなかなか難しいもので。
さて考察です。
まずマーニーとアンナの共通点。
アンナもマーニーも癖毛です。また、瞳の色が青というのも同じですね。作中で明言はされませんが、見てれば気づくものです。
つぎにマーニーとの出会いについて。
アンナがマーニーと会うときは決まって夕方です。これは引き潮だからというのは実は間違いだと僕は思います。夕方といえば逢魔が時なんて言いますね、魔に逢う時というか、あの世とこの世が交わる時間といいますか。
また、アンナはマーニーに会うときはボートで浅瀬を渡りマーニーに会いに行きます。これ、僕は彼岸をイメージしてるのかと思います。あの世とこの世が交わる逢魔が時に、彼岸を渡ったから故人のマーニーと出会えたのだと。なんか怖いですね?
最後にアンナの「輪の外と中」の台詞ですが、これは人間関係だけでなく、「マーニーは故人だから輪の外」「アンナは生きているから輪の中」みたいなことを隠喩してたのでは?とか思います。
思い出のマーニー、意外とよかったですよ。ここ最近のジブリ映画はパッとしていませんでしたが、僕的には全然ありです。皆さんもよろしければ是非に。
それでは
こんばんは、僕です。
この度、ブログを始めることといたしました。コージです。
なぜブログを開くことに至ったかと言いますと、近頃僕の生活が変わりつつあるからということが一つの要因でしょう。
変わっていくのは僕でしょうか?それとも周囲でしょうか?なんにせよ変化を求めていきたい僕はこうしてカタカタとキーボードを軽くたたいていくのであります。
さて、せっかく自分の思考をひけらかす場所が出来たのです、これを活用しないわけにはいきません。ツイッターやLINEではおおくを語れないものですが、ここなら一方的にぶちまけられます。このブログが僕の世界であり、見れる場所もまた僕の世界です。
逆に言えば、見えない場所は外の世界ですね。URLを一文字間違えれば世界が崩壊します。終わりです、世界の終わりです。
僕の知らない世界にはSEKAI NO OWARI なんて方々がいますが、僕はしりません。興味のないものに<興味がある>フリは苦手なんです。世界の終わりなんて知ったことか、僕は世界の終わりまで自分の世界を守ります。いわばヒーローです。自分のことで手一杯の哀れなヒーローなのです。むしろ僕を救ってくれるヒーローが必要です。僕を救ってくれるヒーロー(女の子)を待ち望んでおります。助け合いましょう?
話は変わりまして、このブログでは僕の日頃の感想を書き綴っていきたいと思っております。映画の感想とか漫画とか、知ってもらえたらいいなと愚考しております。
それでは