アントマン 感想・ネタバレ
皆さまお久しぶりです。
新作ラッシュの波に乗れず書くことを渋っていた僕が帰ってきました。
さて、公開から日数の経ったネタバレなど見たくはないでしょうに、さっそく公開初日のアントマンについて書きましょう。
マーベル新作ということで、アべンジャーズ2に続く今作。すこし身構えて臨んでしまいました。
しかしふたを開けてみると、意外とみんなが楽しめる娯楽映画だったかと思います。
マーベル作品をあまり見ていない方でも楽しく見れるかと思います。
それでいて、マーベルファンも見ていてニヤリとできるのが今作のすごいところかと。
小さなヒーローとなったアントマンの見る世界に興奮するもよし、アベンジャーズ3に続く糸口や彼らとの関係を探るもよし。かなり楽しめる映画です。
何よりもヒーローが出てきて個人的に大満足!ワスプだ!ジャイアントマンじゃないけどピム博士だ!その他もろもろファルコンシールドヒドラにスターク父!
アントマン誕生の裏や過去やらにめちゃくちゃ絡む。
まずは軽くネタバレしますか。。
こそ泥で妻子に逃げられたスコット(こそ泥のレベルではないですが、、、
彼は手立てがなくなると犯罪に逃げるんですねー。
で、物のサイズを変えられる「ピム粒子」を開発したピム博士の策にまんまと引っ掛かりアントマンになることを命じられます。
娘と再び一緒になるためにこれをうけ、ピムの娘ホープとともに特訓を受けます。
さて、アントマンとしての仕事とは何か?
それはピムの過去の弟子であり、ピムの会社を継いだダレン。彼はピムの研究を突き止め、「イエロースーツ」と呼ばれるものを作ります。これはアントマンの構造で兵士を量産しようというものです。
取引相手にはヒドラの幹部が、、、平たく言えばアベンジャーズの敵。
さて、これを阻止すべく特訓を積むスコット。仲間のアリ兵士も手なずけいざ実践。
まずはピムが過去スターク父(アイアンマンの親父)のもとで働いていたときの時代、シールドにて開発したジャマ―をトニースタークの倉庫から借りることでした。
しかしそこにはアベンジャーズ2軍のファルコンが、、、。アントマンは彼を退けジャマ―を拝借。
さてさて本番のイエロースーツ破壊の時。
しかしダレン自らがイエロースーツを着て応戦します。
味方の犠牲(羽アリ)をへてダレンを追い詰めたアントマン。
しかし倒したかと思えば今度は娘が人質に、、、。
過去にピム博士が妻であり相棒のワスプが使ったスーツの裏技を使いイエロースーツもろともダレンを消しました。
裏技の代償である「永遠に小さくなり続けて存在が消える」というのもなんとか克服し無事帰還。
娘も守れたしホープとも愛し合えてハッピー!なエンド。
しかし問題は後のマーベルに関わってきます。
イエロースーツの燃料を盗んだヒドラメンバー。そしてうなだれるスタークの姿。
アベンジャーズ3にどんどん関わっていく展開です。
シビル・ウォー、楽しみですね。アントマンは今後も活躍していくことですし!
さて、ここからが妄想です。
今作のテーマは何だったんでしょうか?あからさまな言質はなかったかとおもいます。
しかしぼくが思うに、これは「ヒーローの本質」だと思います。
ヒーローとは何でしょう?すべてのヒーローが最初から世界を救おうとは思っていなかったはずです。
最初は利己的な考えがあって、しかし力を使ううちに正義に目覚めたのがヒーローだと思うんです。
アントマンは今回、一貫して「大切な人と一緒に」を貫いています。
それは今後も変わらないでしょう。
しかしほかヒーローの現在はどうでしょうか?
アイアンマンは恐怖に怯え、新たな脅威を作り出し、また繰り返そうとしています。
世界を救うという重圧に耐えられなくなっていると僕は感じました。
救う人の顔も見えないのに、どうしてでしょうか?彼が体を張る意味もないでしょうに。
しかしアントマンは救う対象が身の回りの人間です。顔が見える範囲。
世界を救うヒーローばかりに目が行きがちですが、アントマンの周囲の人間は彼をヒーローと呼ぶでしょう。
世界の前に、目の前の人間を救うのがヒーローだと、そんな感じに受け止められました。
そういう意味では、ニューヨークを離れないスパイダーマンもまた最高ですね。もうアントマンとスパイダーマンの虫コンビでいいよ、、、アベンジャーズは空の街を落とすのに必死そうだし←
実はなんにも解決してない今作、その案件は次回アベンジャーズに続く!!
ではでは(次のヒーロー映画はなにかな?
ジェラシックワールド ネタバレ
ちょっと見るのが遅れてしまいました。急いでみるほどの興味がなかったもので。。。
ジェラシックパークの見どころは、あの時代では考えられない映像の作り方というか、セットというか、、、そんなものがあったからこそのすばらしさだと僕はおもxちています。
猿の惑星然り、SW然り、、、あの時代、あの技術レベルだからこそ、、、そんな時代背景も映画を見るときに欠かせない要素だと思います。
さて、CGでなんでもできてしまう現代では「内容やテーマ、風刺」なんかが要素になるのではと思います。
そういう意味では、今作は「ジェラシックパーク面白いから続き作ろう」
そんな思いしか見られなくて少し残念です。面白かったけどね。
ただただクレアおばさんがエロかった。美人ってのは人の外見ではなく、内面に見れる、、、そんな気がします。
ネタバレ書きまーーす
ザックとグレイの兄弟は人気のジェラシックワールドへと遊びに。そこは叔母のクレアがパークの管理者として働いています。
パークの研究施設ではオーウェンがラプトルを調教しています。なんとオーウェン、ラプトルを調教して心を通わせるほど。
さて、ハイブリッド種のインドミナスサウルスというのがいます。これがデカくて強い。擬態もできるし赤外線センサーも欺ける。しかも知能があるときたもんだ
「THE・ぼくがかんがえたさいきょうのもんすたー」
こいつが逃げ出すわけです。
隔離された塀の中でいきていたこいつは出たばかりで混乱しています。周りの草食恐竜を殺しまくるわけですねー。
パークは中断され皆は避難します。しかし、ザックとグレイは無視して移動ポッドで遊覧続行。
そこにインドミナスサウルスが現れるわけですよ。なんとか逃げ切り、そのあとをオーウェンとクレアが追いかけます。
ザックたちは旧ジェラシックパークの廃墟で壊れた車をゲット。直してパークへ帰ります。。。。なんで直せるんだ?いくらお祖父ちゃんと過去に直したことがあるからって、、、
オーウェンたちも旧パークに追いつきますが、既にザックたちは逃げた後。さらに追いついてきたインドミナスサウルスからなんとか逃げ出すと、インドミナスサウルスは翼竜園を破壊します。
逃げ出したプテラノドンたちは人々がいる沿岸を襲い始めます。なんとかみんなの元へ帰ってきたザックたちもピンチに。
翼竜たちもなんとか一掃し、ザックたちはクレアたちと会えます。
さて、ここからは攻勢に出ようと、パークの警備を担うインジェン社が動き出します。
ラプトルと武器でインドミナスサウルスを倒そうというのです。このラプトル部隊が上手くいけば新たな兵器の誕生ですからね。気合が入る警備部門。
ラプトルたちと戦いに臨むオーウェン。しかしインドミナスサウルスは、DNAにラプトルの遺伝子を持ってたんですねー。
ラプトルたちはインドミナスサウルスの仲間に、、、そしてともに人間を襲いだすわけです。
もうこうなったら手をつけられず、オーウェンたちは逃げ出し何とか沿岸へ。
しかしラプトルに追い詰められてしまいます。
オーウェンは武器を捨てラプトルたちと仲直り(?)して、ともにインドミナスサウルスに立ち向かいます。
クレアは自分をおとりにしてティラノサウルスを連れてくる。
ここまでしてもインドミナスサウルスに勝てない。
最後のラプトルが不意をつき、弱ったティラノサウルスも応戦。しかしまだ勝てない
、、、すると背後の海からモササウルスがバクーッと。
インドミナスサウルスは死に、パークは恐竜の島として繁栄していく、、、のか?
そんな終わりかた。
字幕翻訳は、、、戸田さん、、、
別に違和感ある翻訳は特になかった。
ただ一つ。
「more tooth」を「もっと歯を」ってのは直訳し過ぎでは?前後の会話的に「もっと驚異的に(強そうに)」みたいな意味だったと思うんですよ。「歯を増やしてどうすんねん」ってみんな思うとちがうか?
ただ、最後のティラノサウルスを連れてくるヒントになったザックの「more tooth」はまた別です。
おそらく「歯には歯を」的なことだったと思います。
ザックは「インドミナスサウルスは歯が足りない」とか言ってました。だからこそのmore?
インドミナスサウルスはラプトルベースだったから歯がすくなかったんですかねぇ?
だからって襲われてる最中に「もっと歯を、、、」なんてのは変な略だとおもいますがね!
そんなわけで
過去作を見てない方も楽しめるんじゃないでしょーか!
いっそリブートでやってしまえ、、、オーウェンの服が過去作の人が着てた服とかどーでもいいわ!
見ててハラハラドキドキな「よくある夏休み映画」ですが、まぁみんな楽しんで見れます。
では~
ターミネーター ~ジェニシス~ ネタバレ(追記改定版)
あんま興味ないターミネーターシリーズ、しかし今作はなかなか面白いものでした。
リブートかと思いきや、そんなことはありませんでした。ちょっとみていて混乱しそうな内容かもしれませんね。
なので内容ネタバレから考察までささっと。
スカイネットを滅ぼしたジョン・コナーたち革命軍。
しかし次元転送装置がターミネーターを送りサラ・コナーを殺害に向かわせます。
そこで過去に行きサラを救うことになったカイル。
1984に飛びます。しかし飛ぶ瞬間ジョンはおそわれ・・・。
さて、1984ではサラとシュワちゃんが。
送られてきたターミネーターや液体金属ターミネーターを撃退するシュワちゃん。彼はサラが幼いころ未来からのターミネーターに襲われたときに、未来から助けに来た改造ターミネーターなのです。
また次の時代へ飛びスカイネットを壊そうとするサラですが、カイルはべつの時代へ飛ぼうと言い出します。
1984に来るさい、「ジェニシスをこわせ」という記憶があったと言い出すのです。
これは、飛ぶ際に別の世界線に来たからなのですが。
今作は今までの時間軸とは別の進み方をしており、世界線がかわっております。
なので少々厄介な内容でして。
さてさて、カイルの助言通り2017年へ。
ここでジョンと出会います。そして明かされる事実。なんとカイルはジョンの父親になる人物だったのです。
さてさて、そこへシュワちゃんが現れてジョンを撃ちます。それはなぜか?なんとジョンは細胞レベルで改造されてしまっていたのです。カイルが飛んだ瞬間のその後ですね。
人間でもなく機械でもなく、それ以上の存在に。
ジョンはその時代にスカイネットになるプログラム、ジェニシスをつくっていました。
カイル、セラ、シュワちゃんはなんとかジョンを撃退。ジェニシスも爆破します。
ジョンと共に死んだかに見えたシュワちゃんも液体金属を取り込んでアップグレート。
カイルは未来のため、子供の時の自分に「ジェニシスをこわせ」と未来につながる伝言をつたえ、セラと旅立つのでした。
ここでエピローグが一つ。
爆破されたジェニシスに会社。その地下で起動する謎の機械が。そしてそれをみつめるジェニシスのインターフェース。
わりとあっさり、だけど続編はやる気満々な今作。ターミネーターファンではない僕にも楽しめました。結構ファンサービス的な印象がつよかったのはなぜでしょうね?
何よりも劇中歌で僕が好きなワンリパブリックの曲が流れたのはテンションあがりましたね、さすがだぜ!
世界線の話や時間軸の移動、過去や未来の改変などやり始めたらきりがないこの題材、どう終わりに近づけていくのかたのしみ!かも。。。?
タイムパラドックスが起きないように、いつか大人になる幼少カイルに言葉を伝え、繰り返す時間軸を次に湯投げるお決まりのやり取りも。
しかし気になる文言が一つ。
ジョンは「いつもくりかえしてきた」といいました。
まるでほかの世界線もみてきたようなセリフです。
まさかジョンが預言者たる理由は、何度も滅んでいく世界を見てきたからでしょうか?
今回で世界が次のフェーズに移ったんだと僕は思います。もちろん、このさきで世界が滅びることがあればこの世界線は終了。
また別の世界線でジョンが一から世界を変えていく、、、といった繰り返しが待っているんだと思います。
さて、ジョンが死ぬ世界もあることでしょう、そうなればその世界は描かれることはありませんね。
つまり、僕が言いたいのは「描かれている世界線の話である以上、すべて繋がっている」と思うことなんですよね。ジョンは今作で死にました。しかし、ジョンがいたからこそスカイネットは滅びました(結果的に新たな脅威を産むことになったわけですが。
新たな脅威であるジェニシスはスカイネット崩壊時にジョンを襲い改造します。
ここから今作が動き始めるわけですが、このジェニシスはおそらくこのタイミングをわかっていてジョンをおそっています。
改造されたジョンがいるからジェニシスが生まれ、しかしジェニシスがいるからジョンもまた改造された、、、鶏が先か、卵が先か?
もちろん、この手の時間転送設定がある以上避けては通れない話です。
しかも多元世界みてーなものまでぶち込まれてます。もうわからんねこれは。
一番の謎である「サラをかたくなに守ろうとする、シュワちゃんを送り込んだのはだれか?」というのがいまだ明かされていないのも気になるところです。
はるか先の、成功を積み重ねていって平和な未来を勝ち取ったカイルたちなのか?
少なくとも、次元転送装置を起動できるほどこの世界を渡り歩いた人物でしょうね。
なかなか考えてみると面白いものですね。
ある意味すべてのやり直しに繋がる根本的な作品でした!面白いぞ!
ぜひみてね
バケモノの子 ネタバレ
待ってましたよ細田さん。
ここ最近の金曜ロードショーもなぜかチェックしちゃう。やっぱり細田作品は見てて心が温まります。
さて、今回のテーマですが」「父と子」だとみてて感じました。まるで和製リアルスティールとでもいいましょうか?
時かけはまぁ置いといて、、、
サマーウォーズは家族、おおかみこどもの雨と雪は母と子、そして今作バケモノの子は父と子。
次はなんだろうね?兄弟かな、夫婦かな
さてさてネタバレしましょうか。
9さいで母を交通事故でなくした蓮くん、親父は離婚してどこかへ。
親戚に引き取られようとするも、全部投げ出して家出します。
そんなとき、街中でバケモノについて来いといわれます。
そのバケモノというのが熊徹です。ポスターにいる熊のような奴。
熊徹は弟子を探していて、たまたまいた蓮に声をかけたのです。
人間の世界とは別の世界にあるバケモノの世界。
そのとある町では宗師という市長のようなバケモノがいました。が、そろそろ神に転生するとのことで次の宗師を探していたのです。
そこで力の強い熊徹と猪王山が矢面に立ちます。
猪王山は人徳もありまじめで強い、町中の人間に慕われています。
逆に熊徹は弟子の一人もいない不真面目の独り身。
さて、熊徹を追いかけてバケモノの世界に迷い込んだ蓮、そこで襲われるも坊主の百秋坊に救われます。
熊徹とその連れ、多々良と出会い弟子地しての生活が始まります。
名前は名乗らないほど不信感をもつ蓮のことを、熊徹は九太と名付けます。なんたって9歳だからね。
街のバケモノたちには馬鹿にされ、猪王山の息子の次郎坊にもいじめられる始末、そこを同じく息子の一郎丸に助けられる始末、もうなにやってもダメ。
家事をなんとかおぼえ、肝心の稽古。
しかし熊徹も粗暴もので、ガーとかグワーで教えた気になる。もう伝わらないもので、蓮改め九太も諦めます。
そんなとき、街中で出会った(こいつは割と最初からいました)チコとお話し中に「真似をする」ということを思いつきます。
熊徹の素振りを真似し、どんどん武術の才能を開花させてく九太。町のバケモノたちにも認められていきます。
こうして17歳になった九太。いつも通りの熊徹との喧嘩で逃げます。
気づくとそこは元板人間界。そこで出会った女の子の楓に勉強を教えてもらうという人間界とバケモノ界を行き来する生活が始まるのです。
そんなある時、ふとしたことを理由に本当の親父と出会う九太。
このさきのことを考えていると熊徹に勉強のことを問いただされます。
九太はここでもにげだし、本当の親父の元へ。
しかし、ここでも親父の言うことにどこか納得できない九太はここからも逃げ出します。
楓に励ましてもらい、次郎丸に励ましてもらい、熊徹の元にかえります。
しかし熊徹と猪王山の宋師決定戦がいざ始まっても九太は現れません。負けそうになる熊徹、そこに声をかけたのは九太でした。
九太の応援で勝った熊徹。しかし一郎丸が暴走し熊徹は刺されてしまいます。
この一郎丸、実は人間でして。捨て子だったのを猪王山が育てていたのです。しかしいつまでもバケモノらしく成長しない一郎丸は九太に嫉妬、しかも親の猪王山に心酔していたのです。
人間というのは心に闇を抱えている、それが爆発したら大変。というのがバケモノ界の偉い人に伝わる話でして、九太も例外ではありませんでした。しかし九太には熊徹がいたので心の闇は爆発しなかったわけです。
さて、一命をとりとめた熊徹。仇をうちに九太はいきます。
まずは楓に預けるものがあったので人間界へ。しかしそこのは一郎丸が。
一郎丸の念動力になすすべない九太の元に一つの剣が降ってきます。それは、九太のために宗師の力をつかって付喪神に転生した熊徹でした。九太の心のなかに入り、一つになった九太と熊徹。その力で一郎丸を撃退します。
こうしていつも通りになった世界、九太は本当の親父の元で、心の中の熊徹に語り掛けながら。
一郎丸はバケモノ界で家族と共に、それぞれ生活に戻ります。
だいたいこんなんでした。
僕の端折り方が下手なのであれですが、マジで面白かったんです!
見ていても疑問点なんておこないすっきりした、それでいてちゃんと泣かせにくるこのお話。さすが細田監督やが、、、。
ぜひ見ていただきたい!
では~
マッドマックス~怒りのデス・ロード~ ネタバレ
割と楽しみにしていた今作です、普通に楽しめた。
マッドマックスシリーズは事前にチェックしていまして、それも楽しめた要因かと思います。
マッドマックス3から時代もたっており、昔じゃできなかったことを監督はやりたかったんじゃないでしょうか?
話をきくと、リブートとは言わないが、それに近いものらしいです。いや、もういっそリブートと認めたほうが楽しめたんじゃ、、、。
さて、内容なんですがやっぱりほぼほぼ世紀末。北斗の拳などに影響をあたえたとかなんとか。
でも一番マッドだったのは日本公開スタッフでしょう。なんであんんあキャスティングにしたのだ、お前らが一番狂っている!
テンポもよくてサクサク進むのですが、常にアクションと怒号の嵐。さすがにこんな疲れる映画もないんじゃなかろうか?
続編も規格があるらしいので割と楽しみ(おじゃんにならなければ、、、ね。)
さっさとネタバレかきまーす。
いつも通り荒廃して文明の滅んだ世界です。車と生活のためにガソリンと水を奪い合う人たちですが、マックスはそうそう捕まります。戦士マックスの勇士はどこへ、、、。
捕まった先はある砦。ジョーとゆう長が統治する山間です。そこでジョー湧水を独占して神気取り。
ある日、近隣のガスタウンを取引をしてさらにエネルギー源の確保をしようと部下のフュリオサを派遣。
しかしフュリオサはジョーに幼児の時にさらわれた身、故郷の「緑の地」へと戻りたい。ついでにジョーの子供を産むための女たちも助けようとトレーラーに詰め込んで逃走します。
マックスは捕まったあと、ジョーの部下、ウォー・ボーイズのニュークスの輸血袋として捕まってましたとさ。
フュリオサの裏切りに気づいたジョーは追撃。
ニュークスはマックスを車に縛り付けて後を追います。
追われながらもフュリオサはなんとか砂嵐に逃げ込みます。マックスも抜け出し共に行動します。
ニュークスは気が付いた後、後から来たジョーと合流しました。
次は谷を越えることになったマックスたち。ジョーたちに追われ、かつ、谷を拠点にする賊から逃げ出します。そこから先は湿原だったのですが、まぁ追ってくるわな。
このときには「ジョーの期待を裏切った」と嘆くニュークスが仲間に。
逃げ出した女の一人と恋に落ちていました。
その先には「緑の地」が元あった場所。そこで「緑の地は滅んだ」とフュリオサは聞かされます。
マックスの提案で一同は砦に戻ります。
そこなら水もあるし草木の種も植えられるし、ジョーも部下を連れてきてるから砦丸々奪えるじゃん!ってことです。
来た道を戻りながら戦う一同。ジョーを殺すころには敵も味方もほぼ全滅。
しかしなんとか戻り砦の水も解放して万々歳。マックスはやり遂げた顔で砦を去りましたとさ。
いざ簡単に振り返ると、内容なんてほとんど無いんですよね。ただこのいかれた世界を楽しむだけの映画なんです。
たまにはアクション漬けの映画も楽しいですね、考察なんてしなくていいし。
ただこればっかりはマジで疲労感半端ないので見るときは覚悟がいります。絶対。
監督のジョージさんも、シリーズ撮影してる頃にはもうこれを考えていたんでしょうか?
マッドだぜ。。。
では~
トゥモローランド ネタバレ
せっかく見たんでネタバレ書きますね。
公開初日に見てきたんですが、内容がここに書くほどなかったので迷いましたが。。。まぁせっかくだし!しぶしぶ!
さて、感想ですがCMに騙された感がやはり強い。ディズニーはやはりディズニーなのか?肌に合いませんでした。そりゃあジョージ・クルーニーはかっこいいしヒロインのリットちゃんも【適度に】かわいい。
残念ながらウォルトディズニーは出てきませんけどね、、、じゃあ「ウォルトディズニーが残した秘密」なんて煽り文句は使わんでくれ。。。
しかしディズニーである理由が果たしてあったのでしょうか?
いや、無い!
しいて言うならスターウォーズのグッズが1シーンで使われまくってた。まるで「スターウォーズは俺らのもんだ」とでもいうように。
内容はよくある世界崩壊もの。意外だった。まさかそうくるとは、、、解決方法はもちろん「みんな頑張ろうぜ!」な根性論。そこには使い古されたメッセージが残るのみ。なんなのこれ。。。
さっさとネタバレ。
小さいころに万博でトゥモローランドの存在を知ったフランクは、そのままトゥモローランドに住むことに。しかしフランクは「未来を映し出す装置」を開発することでトゥモローランドを追放されます。
理由は後述。
ちなみにトゥモローランドというのは、あらゆる優秀な科学者などが集まり、異次元に作り上げた世界のこと。
さて、ケイシーという17歳の女の子は未来におおきな希望をもつ女の子。だからトゥモローランドへの案内人(?)のアテナに認められるわけです。
アテナは滅んでいく世界をなんとかするためいろいろ暗躍していたトゥモローランド産の古いロボなんですねー。
しかしトゥモローランドの数少ない人間はわざわざ滅んでいく人類を救おうとは思ってないわけです。
なので、アテナは邪魔なんですねー。
アテナの案内でケイシーはフランクと会うことに。
フランクはトゥモローランドを追放された身ですが、行き方は知っているわけですよ。
行きたがらないフランクでしたが、ケイシーが特別な存在(世界を救える鍵)だと知り、協力することに。
さて、エッフェル塔にワープしてそこからエッフェル塔の隠しロケットで時空を超えてトゥモローランドに向かうフランク一行(しょうがないだろ?本当にこんな行き方なんだから。トンデモ発想万歳)
そこで荒廃したトゥモローランドにいるアテナを狙っていた黒幕ニックスはのこのこ来たフランクらをとらえます。
さて、ここで【未来を見通す機械】が出てきます。
この機械、世界の人々の意識を取り込んでおり、世界中の誰もが「この世は滅ぶ」と思っているため、それを具体化してるんですね。地球温暖化とか戦争とか。
なのでこの機械をぶっ壊して世界中のみんなが意識改革すりゃ世界は救われる!ついでにトゥモローランドの敵も倒してここをよりよい世界にして住んでしまおう!ってな感じ。
アテナの犠牲もありながら、敵を打倒したフランクたち。
ケイシーのような「希望に満ちた人々」を探し出し世界の運命を変えよう!
で、終わり。
なんなのーーーーーーーー薄っぺらい話だなぁおい!いまどき誰がこんなの推すんだ!?
アルマゲドンでもう満足だよ僕は!!!
ディズニーらしく「夢と希望」に満ちた映画だとは思っていましたが、ここまでキラキラしてましたか、、、。
もちろんいいところもありましたよ?ジョージ・クルーニーとか、、、。
あと、作中に「二匹の狼がいました。悪と絶望の狼、善と希望の狼です。どっちが息のこうでしょう?」
「餌を与えられた方の狼だ」という教訓があります。まぁ作品の根本を指しているだけの言葉ですが、冒頭でわかりやすいヒントをくれたのは親切でしたね。説明するとしたら「結局はどっちに餌を与えるか(希望か絶望かどちらに寄るか)で決まる」ってだけ。
しばらくこんなハッピーな映画はパスしたいです。
ではでは~
ラン・オール・ナイト ネタバレ感想
さてさてラン・オール・ナイトをみてきました。
内容なんですが、まぁまぁよくある感じの映画でした。
逃亡者とかセブンみたいな傑作とはいいませんが、なかなかドキドキしました。
なんていえばいいですかね、、、敵から逃げつつ敵を殲滅する映画なんてありましたっけ?
しいて言えば沈黙と逃亡者てきな、、、?
さて今作ですがキャストのおっさんたちが渋い渋い渋すぎる!しかし内容は意外と家族愛なんてのも見て取れる内容でして、、、あんまり映画をしらない僕からしたら珍しいわけです。
不器用だけど子供は愛してるのがポイントなのかなーと。まぁ僕は誰に感情移入すればいいかわかんなかったけども。
おじさんたちですが、なんか見たことある人たちばかり。エドハリスくらいは僕もしってたけども!
さっさとネタバレ書きますよ。
ジミー、、、元殺し屋。ショーンを尊敬していて、彼のために多くを殺してきた。息子のマイクがショーンの息子ダニーに殺されそうになったため彼を殺害。ショーンたちから狙われることになる。「殺したのは俺だ、息子は見逃してくれ」と頼むがショーンはこれを断る。ほぼ離縁していたマイクに「夜明けまでに片づけるからそれまでともに行動してくれ」とたのみ、守る。警部のジョンに「今までの殺しをすべて白状し、自首するから息子を守ってくれ」と頼み込む。
マイク、、、ボクシングトレーナーを兼任するリムジン送迎者。ショーンに仕事を持ちかけるが断られダニーから金を回収しようとするマフィアが、ダニーに殺される場面を目撃。妻子を守るために仕方がなくジミーと行動する。
ショーン、、、NYの裏世界のボス。かつては街のトップになるために汚い仕事をやっていたが現在は麻薬などを許さない方針を取っている。ダニーがもってきた麻薬の仕事をけったのが発端になる。
息子には厳しく接するがなんだかんだ愛してる。警察を裏からあやつりジミーたちを追い込む。
ダニー、、、クズ。
さて、話の起こりはこんなところでしょうか?
それぞれ家族のために動いている、芯のある人たちだったと思います。
逃亡中、マイクは「一緒に事件を目撃していたジムの少年が心配だ」となり、彼を探しに団地へ向かいます。そこに現れたのがショーンの刺客コモン。マイクの家族が避難した湖に先回りしようとしたがマンションで邂逅。撃ちあいを演じる。
なんとかこれを退けたマイクとジミー。マイクは家族の元に、ジミーはショーンに決着をつけにいく。
ショーンとその仲間を殲滅した後はマイクの元へ向かう。
湖でマイクとその妻子に挨拶をすませて、これでもうあとは自首するだけ、、、そんなところにコモンが追いかけてくる。
マイクの妻子は森に隠れ、ジミーはコモンと戦うことに。
しかし腹を撃ち抜かれ倒れてしまう。妻子を守るためにマイクも立ち向かうが弾切れで追いつめられてしまう。
マイクが撃たれるその瞬間、ジミーは最後の力で立ち上がり、コモンの姿が見える一瞬を撃ちぬく。
コモンを殺し、マイクを守ったところでジミーもまた死んでしまう。
こんな感じの内容だったとおもう。
しかしまぁー。最後のド頭ブチ抜きがとてもかっこいい、プロって感じ。
こんな終わり方も好きですが、最後のシーン、、、コモンが先回りしていてマイク共々殺されていた、、、なんてのもあればもっと好きだったんですけどね、、、何事も救われればいいってもんじゃない。そんな感じ。
アクションはあんまり見ないのですが、こればっかりは面白かったと言いたい。
こういう映画をもっと作ってね。
本日はメイズランナーも見てきましたのでそちらもぜひ。
ではでは~