溜息の沼

愚考

ファンタスティック・フォー ネタバレ

本当に心の底から思った。
「駄作だこれ。。。」

こんにちは。本日より公開のマーベル新作「ファンタスティック・フォー」を見てきました。
なぜリメイク(リブート)したの?前のままで良かったじゃん!本当につまらない映画でした金返せ!

内容も演出も見どころなし!すごーーーく退屈な映画です。
マーベル映画をどんどん制作して集客したい知名度上げたいってのはわかる。
だからって糞作品も作っていいわけじゃないでしょう?

吹き替えに芸能人起用とかそんなん気にならない程、ダメでした、、、。
あぁ、過去のファンタスティック・フォーのままで良かった、、、。シルバーサーファー倒して終わっていれば!!!

これはヒーロー映画でもなければアクション映画でもありません。もちろん社会風刺でも娯楽作品でもない。謎映画や、、、。



ネタバレしますーー。




小さいころからリードは天才、ガレージでワープ装置を作ります。
青年になり、親友のベンとまだ作っていました。

そんな時お声がかかり、おおきな組織で作ることに。
スー、ベクター、ジョニーらと別次元へのワープ装置をつくります。

しかし上司により初めての有人試験にはださせてもらえないとのこと。

リード、ジョニー、ベクターはベンを誘い4人で装置を起動。別次元の星へ、、、。

しかしその行先で事故が発生。ベクターはエネルギーに飲まれ、残る3人はなんとか地球のスーの助けで帰還。
しかし転送直後のエネルギーを受けてしまいます。
助けにでたスーも影響を、、、。

その後秘密軍事基地に隔離される4人。
リードは体が伸びる、ベンは岩人間に、ジョニーは発火人間に、スーは空気を操れる透明人間に。

なんとかリードは一人で逃げ出します。


さて1年後、そこにはベンが秘密作戦で暴れる姿が。
ジョニーも発火人間として線上に出ようとしていました。

リードも逃亡していましたが捕まります。
で、元の身体に戻るためにまた装置を作り始めます。

しかしその転送先ではベクターが生きていました。
ベクターは保護されますが「地球を滅ぼしてやる!」と暴走。
基地を破壊し別次元の星へ帰ります。
そこでベクターは地球を丸々エネルギーにしようとゲートを開き、地球を滅ぼそうとしました。

4人はベクターを追い、ベクターを倒します。
元来たゲートでさっさと帰還、地球は救われました。

で、政府と取引しF4を結成。。新たな基地でやりなおすのでした、、、。



はーーーーーーつまんねー内容だなおい!

世界を変えたいとか言ってたけども、変わったのはお前らの世界だけだっつーの!
そんな簡単に変わってたまるかよーーーーー。



サヨナラ!

バクマン。 ネタバレ感想

すこし遅れての鑑賞。

期待していなかっただけに鑑賞後の満足感がはんぱなかった。
演出・美術・音楽すべてがいいなんてこんな映画は久しぶりです!!まぁ内容はおいといて、、、。

音楽は見ていればあることに気づく、「あれ?なんかどのBGMもサカナクションぽくね?」
この映画の主題歌だけでなく音楽もサカナクションなんですよ!
もうサカナクションのメロディーラインが前面にこれでもかとでてます。
主題歌の「新宝島」ですが、これは昔の漫画のタイトルから来てるんでしょうか?作者は忘れた。歌詞も「描く」とかそんなんですしぴったりですね。

美術面も素晴らしく、細かな道具めでかなりこだわってるのが見受けられる。金かかってんだろうなぁ、、。
プロジェクションマッピングとかやばい鳥肌。
エンディングのスタッフロールもこだわりがでています。ただスタッフの名前が流れるのではなく、ジャンプ漫画の単行本背表紙に役職とスタッフ名!見たことのある背表紙にスタッフ、、、鳥肌ですわ、サイコーかよ、、、。
漫画好きが熱くなるような画の数々。

こういった演出にこだわる一方で、カメラアングルはほぼ一定。ヨリで撮っているばかりなんですねー。
最初は気に食わなかったんですが、多分これは演出かと思います。
全体が漫画の話なだけあり、漫画風なカットにしたんじゃないでしょうか?
漫画って顔のアップで感情とかをくみ取りやすくすると思いまして、それにちなんだのかなぁと一考。


しかし唯一残念なのは脚本でしょうか、、、。映画用に原作のいいところまでを描きつつ省いて省いて、、、と。原作ありきの映画にはよくある手法、しかしこれが難しいとこですね。なんだか歯切れはいいんですがもう少しオリジナル面を出しても良かったかと思います。
ましてやバクマンは原作漫画がとてもうまくできていて、終わって全体が楽しい漫画でした。
これだけの映画位一本では中途半端になっちゃいますよ、、、。かといって全編再現は尺がたりない。
ならば続編を出してください!このクオリティでやれば最高の映画ですよ!


ストーリーですが、90パーセント原作通りになっております。しかし漫画を読んだことのない人には少し早足に見えてしまいますかね?2時間で二人が初連載~打ち切りまでをやりますからね。

もうネタバレすることなんてぶっちゃけないんですよね。。。だって漫画も完結してるしアニメもあるわけですから。
「漫画バクマンの終わり方に不満」なんて方も中にはいるみたいですが、あれは「最高に盛り上がったとこで綺麗に終わる」という漫画内のやり方をリアルにやっただけですからね?あれでよかったんや、、、。

最初は「サカナクションが主題歌だし観とくか―」程度だったんですが、個人的に邦画としては今年一!ジャンプらしくアツいです。漫画好きなら是非見てほしいむしろ見ないでどうする。

ってくらいすき。みんなで見よう!


なんかサカナクションの事しか書いてないですね。反省。
では~

映画色々ネタバレ感想

たくさん見たから一言ずつネタバレ。適当。


ピクセル
「俺たちオタクだってやれるんだ!」な映画。昔のゲーム知ってたりやったことあると色々たのしい。ザ・脳筋ストーリーなので見終わったあとに「あー楽しかった、ゲームやりてぇな」ってなる。
でもオタクは世界を救えるけど、ゲーオタに限ってはそれはねぇな。と思う。


心が叫びたがっているんだ

意外と暗い話。見た後に「こんな青春なんてあるわけねーだろー!!」と僕の心が叫んでいた。主人公がトラウマを恋愛沙汰で解決してて「これ余計にトラウマだろ」ってなるんじゃ…。
4人のメンバー(女トラウマ主人公、誠意ある男クラスメイト、女学級委員長、準不良野球部エース)がいるんですが、まさかの結末。「お前とお前がくっつくんかい!」エンドなので、主人公は振られて不良とくっつきます。男の主演男優(?)は可愛い学級委員とよりを戻して「オーーイそっちかーい」

キングスマン

結局主人公が才能あったから世界は救われたんじゃねーかふざけんな!でも威風堂々に合わせてみんなの頭が爆散してくとこは笑った。ちょこちょこ笑わせに来るんだったら最初からオースティンパワーズみたいにすりゃよかったんじゃ…。
アクションの見せ場では凝ったカメラワークや殺陣。内容はともかくそういうとこが見所な映画でした。

カリフォルニア・ダウン

サンアンドレアスともいう。ザ・ロックいわゆるドウェインジョンソンが無双してく脳筋。なぜか知らんが家族も有能アンド有能。家族は似るのか…。
娘のアレクサンドラがひたすらエロいおっぱいでかい最強。もう娘だけで映画を作ってくれ。
震災体験者としては「こんなに凄い目には合わなかったけど東北の人はこれを体験したのか。やべーな」としんみり。
家族愛映画はやっぱり泣く。ズルいだろ家族愛泣くわあんなん。よくある自然災害モノとは一味違ってこれはこれであり。でもエンディングはよくあるオチで「これから復興だ」がいつも不満。もっと色々やってみてもいいと思う。ただでさえ災害で酷い目にあった主人公達にさらに絶望を与えるのもあれだけど…そんなのはスティーヴンキングだけでいいです。
重ねて言います「結局はザ・ロック無双だった」

テッド2

いつもどおり。テッド1の時、敵だった髭が再登場してまたテッドを狙ってくる。
テッドに人権を与える与えないのお話なんですが、最後の最後に人権獲得って話。
人権も手に入れたし結婚も有効でハッピーエンド。
1みたいに「魔法の奇跡でなんとかなったぜ!」じゃないからまだマシ。意外といい映画なのは言うまでもなく。ただ教育とかには悪い。チンコの形したポットで麻薬水タバコは印象強い…それどこに売ってんの?






たぶんみたのはこんぐらい。10月はもっと見る映画があって大変でーすなー。たぶん見ても書くことはなかなかないんじゃなかろーか?書くことない映画が多すぎますね。もっとこう…考えさせられる映画をくれ。愚痴しか書けねぇよー!


アントマン 感想・ネタバレ

皆さまお久しぶりです。
新作ラッシュの波に乗れず書くことを渋っていた僕が帰ってきました。

さて、公開から日数の経ったネタバレなど見たくはないでしょうに、さっそく公開初日のアントマンについて書きましょう。

マーベル新作ということで、アべンジャーズ2に続く今作。すこし身構えて臨んでしまいました。
しかしふたを開けてみると、意外とみんなが楽しめる娯楽映画だったかと思います。
マーベル作品をあまり見ていない方でも楽しく見れるかと思います。
それでいて、マーベルファンも見ていてニヤリとできるのが今作のすごいところかと。


小さなヒーローとなったアントマンの見る世界に興奮するもよし、アベンジャーズ3に続く糸口や彼らとの関係を探るもよし。かなり楽しめる映画です。

何よりもヒーローが出てきて個人的に大満足!ワスプだ!ジャイアントマンじゃないけどピム博士だ!その他もろもろファルコンシールドヒドラにスターク父!
アントマン誕生の裏や過去やらにめちゃくちゃ絡む。


まずは軽くネタバレしますか。。




こそ泥で妻子に逃げられたスコット(こそ泥のレベルではないですが、、、


彼は手立てがなくなると犯罪に逃げるんですねー。
で、物のサイズを変えられる「ピム粒子」を開発したピム博士の策にまんまと引っ掛かりアントマンになることを命じられます。
娘と再び一緒になるためにこれをうけ、ピムの娘ホープとともに特訓を受けます。

さて、アントマンとしての仕事とは何か?
それはピムの過去の弟子であり、ピムの会社を継いだダレン。彼はピムの研究を突き止め、「イエロースーツ」と呼ばれるものを作ります。これはアントマンの構造で兵士を量産しようというものです。
取引相手にはヒドラの幹部が、、、平たく言えばアベンジャーズの敵。

さて、これを阻止すべく特訓を積むスコット。仲間のアリ兵士も手なずけいざ実践。
まずはピムが過去スターク父(アイアンマンの親父)のもとで働いていたときの時代、シールドにて開発したジャマ―をトニースタークの倉庫から借りることでした。
しかしそこにはアベンジャーズ2軍のファルコンが、、、。アントマンは彼を退けジャマ―を拝借。

さてさて本番のイエロースーツ破壊の時。
しかしダレン自らがイエロースーツを着て応戦します。
味方の犠牲(羽アリ)をへてダレンを追い詰めたアントマン
しかし倒したかと思えば今度は娘が人質に、、、。

過去にピム博士が妻であり相棒のワスプが使ったスーツの裏技を使いイエロースーツもろともダレンを消しました。

裏技の代償である「永遠に小さくなり続けて存在が消える」というのもなんとか克服し無事帰還。
娘も守れたしホープとも愛し合えてハッピー!なエンド。


しかし問題は後のマーベルに関わってきます。
イエロースーツの燃料を盗んだヒドラメンバー。そしてうなだれるスタークの姿。
アベンジャーズ3にどんどん関わっていく展開です。

シビル・ウォー、楽しみですね。アントマンは今後も活躍していくことですし!



さて、ここからが妄想です。
今作のテーマは何だったんでしょうか?あからさまな言質はなかったかとおもいます。

しかしぼくが思うに、これは「ヒーローの本質」だと思います。
ヒーローとは何でしょう?すべてのヒーローが最初から世界を救おうとは思っていなかったはずです。
最初は利己的な考えがあって、しかし力を使ううちに正義に目覚めたのがヒーローだと思うんです。
アントマンは今回、一貫して「大切な人と一緒に」を貫いています。
それは今後も変わらないでしょう。

しかしほかヒーローの現在はどうでしょうか?
アイアンマンは恐怖に怯え、新たな脅威を作り出し、また繰り返そうとしています。
世界を救うという重圧に耐えられなくなっていると僕は感じました。
救う人の顔も見えないのに、どうしてでしょうか?彼が体を張る意味もないでしょうに。

しかしアントマンは救う対象が身の回りの人間です。顔が見える範囲。
世界を救うヒーローばかりに目が行きがちですが、アントマンの周囲の人間は彼をヒーローと呼ぶでしょう。
世界の前に、目の前の人間を救うのがヒーローだと、そんな感じに受け止められました。

そういう意味では、ニューヨークを離れないスパイダーマンもまた最高ですね。もうアントマンスパイダーマンの虫コンビでいいよ、、、アベンジャーズは空の街を落とすのに必死そうだし←


実はなんにも解決してない今作、その案件は次回アベンジャーズに続く!!



ではでは(次のヒーロー映画はなにかな?

ジェラシックワールド ネタバレ

ちょっと見るのが遅れてしまいました。急いでみるほどの興味がなかったもので。。。

ジェラシックパークの見どころは、あの時代では考えられない映像の作り方というか、セットというか、、、そんなものがあったからこそのすばらしさだと僕はおもxちています。
猿の惑星然り、SW然り、、、あの時代、あの技術レベルだからこそ、、、そんな時代背景も映画を見るときに欠かせない要素だと思います。

さて、CGでなんでもできてしまう現代では「内容やテーマ、風刺」なんかが要素になるのではと思います。
そういう意味では、今作は「ジェラシックパーク面白いから続き作ろう」
そんな思いしか見られなくて少し残念です。面白かったけどね。

ただただクレアおばさんがエロかった。美人ってのは人の外見ではなく、内面に見れる、、、そんな気がします。

ネタバレ書きまーーす

ザックとグレイの兄弟は人気のジェラシックワールドへと遊びに。そこは叔母のクレアがパークの管理者として働いています。

パークの研究施設ではオーウェンがラプトルを調教しています。なんとオーウェン、ラプトルを調教して心を通わせるほど。

さて、ハイブリッド種のインドミナスサウルスというのがいます。これがデカくて強い。擬態もできるし赤外線センサーも欺ける。しかも知能があるときたもんだ
「THE・ぼくがかんがえたさいきょうのもんすたー」
こいつが逃げ出すわけです。
隔離された塀の中でいきていたこいつは出たばかりで混乱しています。周りの草食恐竜を殺しまくるわけですねー。

パークは中断され皆は避難します。しかし、ザックとグレイは無視して移動ポッドで遊覧続行。
そこにインドミナスサウルスが現れるわけですよ。なんとか逃げ切り、そのあとをオーウェンとクレアが追いかけます。

ザックたちは旧ジェラシックパークの廃墟で壊れた車をゲット。直してパークへ帰ります。。。。なんで直せるんだ?いくらお祖父ちゃんと過去に直したことがあるからって、、、

オーウェンたちも旧パークに追いつきますが、既にザックたちは逃げた後。さらに追いついてきたインドミナスサウルスからなんとか逃げ出すと、インドミナスサウルスは翼竜園を破壊します。

逃げ出したプテラノドンたちは人々がいる沿岸を襲い始めます。なんとかみんなの元へ帰ってきたザックたちもピンチに。

翼竜たちもなんとか一掃し、ザックたちはクレアたちと会えます。

さて、ここからは攻勢に出ようと、パークの警備を担うインジェン社が動き出します。
ラプトルと武器でインドミナスサウルスを倒そうというのです。このラプトル部隊が上手くいけば新たな兵器の誕生ですからね。気合が入る警備部門

ラプトルたちと戦いに臨むオーウェン。しかしインドミナスサウルスは、DNAにラプトルの遺伝子を持ってたんですねー。
ラプトルたちはインドミナスサウルスの仲間に、、、そしてともに人間を襲いだすわけです。
もうこうなったら手をつけられず、オーウェンたちは逃げ出し何とか沿岸へ。
しかしラプトルに追い詰められてしまいます。
オーウェンは武器を捨てラプトルたちと仲直り(?)して、ともにインドミナスサウルスに立ち向かいます。
クレアは自分をおとりにしてティラノサウルスを連れてくる。
ここまでしてもインドミナスサウルスに勝てない。
最後のラプトルが不意をつき、弱ったティラノサウルスも応戦。しかしまだ勝てない
、、、すると背後の海からモササウルスがバクーッと。

インドミナスサウルスは死に、パークは恐竜の島として繁栄していく、、、のか?
そんな終わりかた。



字幕翻訳は、、、戸田さん、、、
別に違和感ある翻訳は特になかった。
ただ一つ。
「more tooth」を「もっと歯を」ってのは直訳し過ぎでは?前後の会話的に「もっと驚異的に(強そうに)」みたいな意味だったと思うんですよ。「歯を増やしてどうすんねん」ってみんな思うとちがうか?
ただ、最後のティラノサウルスを連れてくるヒントになったザックの「more tooth」はまた別です。
おそらく「歯には歯を」的なことだったと思います。
ザックは「インドミナスサウルスは歯が足りない」とか言ってました。だからこそのmore?
インドミナスサウルスはラプトルベースだったから歯がすくなかったんですかねぇ?
だからって襲われてる最中に「もっと歯を、、、」なんてのは変な略だとおもいますがね!


そんなわけで
過去作を見てない方も楽しめるんじゃないでしょーか!
いっそリブートでやってしまえ、、、オーウェンの服が過去作の人が着てた服とかどーでもいいわ!

見ててハラハラドキドキな「よくある夏休み映画」ですが、まぁみんな楽しんで見れます。


では~

ターミネーター ~ジェニシス~  ネタバレ(追記改定版)

あんま興味ないターミネーターシリーズ、しかし今作はなかなか面白いものでした。
リブートかと思いきや、そんなことはありませんでした。ちょっとみていて混乱しそうな内容かもしれませんね。
なので内容ネタバレから考察までささっと。


スカイネットを滅ぼしたジョン・コナーたち革命軍。
しかし次元転送装置がターミネーターを送りサラ・コナーを殺害に向かわせます。
そこで過去に行きサラを救うことになったカイル。
1984に飛びます。しかし飛ぶ瞬間ジョンはおそわれ・・・。

さて、1984ではサラとシュワちゃんが。
送られてきたターミネーターや液体金属ターミネーターを撃退するシュワちゃん。彼はサラが幼いころ未来からのターミネーターに襲われたときに、未来から助けに来た改造ターミネーターなのです。

また次の時代へ飛びスカイネットを壊そうとするサラですが、カイルはべつの時代へ飛ぼうと言い出します。

1984に来るさい、「ジェニシスをこわせ」という記憶があったと言い出すのです。

これは、飛ぶ際に別の世界線に来たからなのですが。
今作は今までの時間軸とは別の進み方をしており、世界線がかわっております。
なので少々厄介な内容でして。


さてさて、カイルの助言通り2017年へ。
ここでジョンと出会います。そして明かされる事実。なんとカイルはジョンの父親になる人物だったのです。

さてさて、そこへシュワちゃんが現れてジョンを撃ちます。それはなぜか?なんとジョンは細胞レベルで改造されてしまっていたのです。カイルが飛んだ瞬間のその後ですね。
人間でもなく機械でもなく、それ以上の存在に。
ジョンはその時代にスカイネットになるプログラム、ジェニシスをつくっていました。
カイル、セラ、シュワちゃんはなんとかジョンを撃退。ジェニシスも爆破します。
ジョンと共に死んだかに見えたシュワちゃんも液体金属を取り込んでアップグレート。
カイルは未来のため、子供の時の自分に「ジェニシスをこわせ」と未来につながる伝言をつたえ、セラと旅立つのでした。

ここでエピローグが一つ。
爆破されたジェニシスに会社。その地下で起動する謎の機械が。そしてそれをみつめるジェニシスのインターフェース。


わりとあっさり、だけど続編はやる気満々な今作。ターミネーターファンではない僕にも楽しめました。結構ファンサービス的な印象がつよかったのはなぜでしょうね?

何よりも劇中歌で僕が好きなワンリパブリックの曲が流れたのはテンションあがりましたね、さすがだぜ!


世界線の話や時間軸の移動、過去や未来の改変などやり始めたらきりがないこの題材、どう終わりに近づけていくのかたのしみ!かも。。。?

タイムパラドックスが起きないように、いつか大人になる幼少カイルに言葉を伝え、繰り返す時間軸を次に湯投げるお決まりのやり取りも。
しかし気になる文言が一つ。
ジョンは「いつもくりかえしてきた」といいました。
まるでほかの世界線もみてきたようなセリフです。
まさかジョンが預言者たる理由は、何度も滅んでいく世界を見てきたからでしょうか?
今回で世界が次のフェーズに移ったんだと僕は思います。もちろん、このさきで世界が滅びることがあればこの世界線は終了。
また別の世界線でジョンが一から世界を変えていく、、、といった繰り返しが待っているんだと思います。

さて、ジョンが死ぬ世界もあることでしょう、そうなればその世界は描かれることはありませんね。
つまり、僕が言いたいのは「描かれている世界線の話である以上、すべて繋がっている」と思うことなんですよね。ジョンは今作で死にました。しかし、ジョンがいたからこそスカイネットは滅びました(結果的に新たな脅威を産むことになったわけですが。

新たな脅威であるジェニシスはスカイネット崩壊時にジョンを襲い改造します。
ここから今作が動き始めるわけですが、このジェニシスはおそらくこのタイミングをわかっていてジョンをおそっています。
改造されたジョンがいるからジェニシスが生まれ、しかしジェニシスがいるからジョンもまた改造された、、、鶏が先か、卵が先か?

もちろん、この手の時間転送設定がある以上避けては通れない話です。
しかも多元世界みてーなものまでぶち込まれてます。もうわからんねこれは。

一番の謎である「サラをかたくなに守ろうとする、シュワちゃんを送り込んだのはだれか?」というのがいまだ明かされていないのも気になるところです。
はるか先の、成功を積み重ねていって平和な未来を勝ち取ったカイルたちなのか?
少なくとも、次元転送装置を起動できるほどこの世界を渡り歩いた人物でしょうね。

なかなか考えてみると面白いものですね。

ある意味すべてのやり直しに繋がる根本的な作品でした!面白いぞ!

ぜひみてね

バケモノの子 ネタバレ

待ってましたよ細田さん。
ここ最近の金曜ロードショーもなぜかチェックしちゃう。やっぱり細田作品は見てて心が温まります。

さて、今回のテーマですが」「父と子」だとみてて感じました。まるで和製リアルスティールとでもいいましょうか?
時かけはまぁ置いといて、、、

サマーウォーズは家族、おおかみこどもの雨と雪は母と子、そして今作バケモノの子は父と子。
次はなんだろうね?兄弟かな、夫婦かな

さてさてネタバレしましょうか。


9さいで母を交通事故でなくした蓮くん、親父は離婚してどこかへ。
親戚に引き取られようとするも、全部投げ出して家出します。
そんなとき、街中でバケモノについて来いといわれます。

そのバケモノというのが熊徹です。ポスターにいる熊のような奴。
熊徹は弟子を探していて、たまたまいた蓮に声をかけたのです。

人間の世界とは別の世界にあるバケモノの世界。
そのとある町では宗師という市長のようなバケモノがいました。が、そろそろ神に転生するとのことで次の宗師を探していたのです。
そこで力の強い熊徹と猪王山が矢面に立ちます。
猪王山は人徳もありまじめで強い、町中の人間に慕われています。
逆に熊徹は弟子の一人もいない不真面目の独り身。

さて、熊徹を追いかけてバケモノの世界に迷い込んだ蓮、そこで襲われるも坊主の百秋坊に救われます。
熊徹とその連れ、多々良と出会い弟子地しての生活が始まります。
名前は名乗らないほど不信感をもつ蓮のことを、熊徹は九太と名付けます。なんたって9歳だからね。

街のバケモノたちには馬鹿にされ、猪王山の息子の次郎坊にもいじめられる始末、そこを同じく息子の一郎丸に助けられる始末、もうなにやってもダメ。

家事をなんとかおぼえ、肝心の稽古。
しかし熊徹も粗暴もので、ガーとかグワーで教えた気になる。もう伝わらないもので、蓮改め九太も諦めます。
そんなとき、街中で出会った(こいつは割と最初からいました)チコとお話し中に「真似をする」ということを思いつきます。
熊徹の素振りを真似し、どんどん武術の才能を開花させてく九太。町のバケモノたちにも認められていきます。

こうして17歳になった九太。いつも通りの熊徹との喧嘩で逃げます。
気づくとそこは元板人間界。そこで出会った女の子の楓に勉強を教えてもらうという人間界とバケモノ界を行き来する生活が始まるのです。

そんなある時、ふとしたことを理由に本当の親父と出会う九太。
このさきのことを考えていると熊徹に勉強のことを問いただされます。
九太はここでもにげだし、本当の親父の元へ。

しかし、ここでも親父の言うことにどこか納得できない九太はここからも逃げ出します。

楓に励ましてもらい、次郎丸に励ましてもらい、熊徹の元にかえります。

しかし熊徹と猪王山の宋師決定戦がいざ始まっても九太は現れません。負けそうになる熊徹、そこに声をかけたのは九太でした。
九太の応援で勝った熊徹。しかし一郎丸が暴走し熊徹は刺されてしまいます。

この一郎丸、実は人間でして。捨て子だったのを猪王山が育てていたのです。しかしいつまでもバケモノらしく成長しない一郎丸は九太に嫉妬、しかも親の猪王山に心酔していたのです。


人間というのは心に闇を抱えている、それが爆発したら大変。というのがバケモノ界の偉い人に伝わる話でして、九太も例外ではありませんでした。しかし九太には熊徹がいたので心の闇は爆発しなかったわけです。

さて、一命をとりとめた熊徹。仇をうちに九太はいきます。
まずは楓に預けるものがあったので人間界へ。しかしそこのは一郎丸が。

一郎丸の念動力になすすべない九太の元に一つの剣が降ってきます。それは、九太のために宗師の力をつかって付喪神に転生した熊徹でした。九太の心のなかに入り、一つになった九太と熊徹。その力で一郎丸を撃退します。

こうしていつも通りになった世界、九太は本当の親父の元で、心の中の熊徹に語り掛けながら。
一郎丸はバケモノ界で家族と共に、それぞれ生活に戻ります。


だいたいこんなんでした。
僕の端折り方が下手なのであれですが、マジで面白かったんです!
見ていても疑問点なんておこないすっきりした、それでいてちゃんと泣かせにくるこのお話。さすが細田監督やが、、、。


ぜひ見ていただきたい!
では~